二人が結婚したのは1995年。テレビドラマ全盛期で、女優として大活躍していた田中は、年収が1億円を超えると言われ、大活躍していた。一方の深沢は若手芸人で月に10万円程度の収入しかなかった。そんな二人が出会ったのは、同じ事務所に所属していたから。田中の付き人がいなくなったことで、売れていなかった深沢が、日当が出るということで付き人を担当することになった。
そして、お互いが仕事のことで日々連絡を取り合うようになり恋が芽生えた。プロポーズは田中からだったが、収入が無い深沢は躊躇する。しかし、1年後に再び田中がプロポーズし、晴れて結婚。“格差婚“と話題になった。2002年には女児も誕生している。
そんな夫妻から不協和音が聞こえるようになったのは、深沢の相方の東貴博(45)と安めぐみ(33)が12年7月に開いた結婚披露宴での出来事があったからだ。夫妻で招待されていながら、深沢だけが出席し、田中が姿を見せなかった。
深沢と東は、萩本欽一(74)の『欽ちゃん劇団』で出会い、95年にコンビを結成。深沢が田中と結婚したことや、東の父親が伝説的お笑い芸人の東八郎さん(享年52)という事も重なり、バラエティー番組などに出演することが増え、フジテレビで放送していた『ボキャブラ天国』を機にブレークした。
そのころから、深沢と東の間に不仲説が囁かれるようになる。だが、田中が東の披露宴を欠席したのは、コンビ仲が悪いからというわけではなさそうだ。
「田中が欠席したのは、田中が東のことを快く思っていないから。何かのきっかけで、東に軽い女と思われていると感じたことがあったそうです」(プロダクション関係者)
しかし、夫婦の仲に亀裂が入っているのは間違いなさそうだ。
「離婚寸前。信じられないでしょうが、別れたがっているのは深沢の方。田中が了承すればすぐにでも離婚が成立するでしょう」(同)
深沢が離婚をしたがっているのには理由がある。
「数年前から深沢には若い女性がいる。田中はその女性の存在を感じているようだけど、今更離婚するまでもないと思っている。女の意地もあるのでしょう。彼女が認めないだけです」(テレビ制作会社スタッフ)
結婚から21年。最後まで格差が埋まらなかった夫婦は破局を迎えるか。