初代タイガーが、現行のトップファイターに挑むのは、自身が掲げるプロレス復興というテーマのためでもある。
戦いを通じて「いまのプロレスは間違った路線に行っている。派手な部分に目がいきがちだけど、それらは厳しい練習で培った基礎があってのこと。自分がやってきた、その魂だけは残したい」という。
一方、高山は進退を賭ける初代タイガーに対して「全力で応えたい」と発言。また、IGFマットでの藤波辰爾戦、藤原喜明戦を見るにつけ「子供の頃に見ていた、全盛期に近い動きをしていた」と警戒した。
初代タイガーの現在の体重は100キロ。高山戦までに、ベストコンディションだったスーパー・タイガー時代の96キロまで体を絞るため、北海道で1週間の合宿に入る。