嵐の松本潤が主演、竹内結子がヒロインをつとめるフジの月9ドラマ「夏の恋は虹色に輝く」の視聴率が放送2回目で早くも“危険水域”に達した。
「初回は15.7%で及第点だったが、26日に放送された2回目の視聴率は急降下し10.9%。ドラマの関係者は誰しも予想しなかったシングル(=視聴率1ケタ)の危機を迎えてしまった。強力な裏番組があったわけでもなくこの数字はかなりヤバイ」(同)
ドラマは松本演じる売れない二世俳優と竹内演じる妖艶な年上女性の恋を描いた作品だが、「女性プロデューサーが松本のファンで起用した。シナリオの展開はいまいちだし、一部夕刊紙ではラストシーンがどうなるかをすっぱ抜かれていた」(芸能記者)というから、視聴率が“V字回復”する要素は見当たらず。こうなったら、嵐のほかのメンバーを投入し、神頼みならぬ“嵐頼み”するしかないか?
それにしても、フジは1月クールが山下智久主演の「コード・ブルー -ドクターヘリ救急救命- 2nd season」、4月クールでキムタク主演の「月の恋人〜Moon Lovers〜」、そして7月クールが松本の主演作と3作連続で月9にジャニーズを起用する依存ぶり。
「キムタクを出す条件で松本と山下はバーターで押し込まれた。もうジャニーズタレントでドラマの視聴率が取れる時代は終わったが、バラエティーなどはそこそこの数字を取る。だからジャニーズを切るに切れない」(同)
ちなみに、キムタクの「月の恋人〜Moon Lovers〜」の最終回は16.2%。裏番組で日テレの「しゃべくり007SP」は17.4%で、“キムタク神話”の終焉を予感させた。