人が決して足を踏み入れないような場所を旅してレポートをする写真家やジャーナリストなどの“クレイジージャーニー”らがスタジオに集結。そこでしか体験できない奇怪な体験談を語るという本番組でMCを務める松本。この日は出演者である小池栄子、設楽統(バナナマン)、丸山ゴンザレス、ヨシダナギ、佐藤健寿ほか、ペナルティのヒデらも登壇。仲良く本番組の裏エピソードなどを披露した。
イベント中盤には同じくTBS系列の情報番組「王様のブランチ」に出演しているTBSアナウンサーの笹川友里アナが飛び入り。本番組の番宣に一役買ったが、松本のほうはそんな「王様のブランチ」の突撃取材にどこか迷惑げな表情。「王様のブランチ」は前回の同番組イベントの際も取材に来たというが、「絡んでよかったこと一回もない」と突き放して、周囲を驚かせた。
トークが盛り上がる中、いそいそと出て来た笹川アナに松本は「最悪のタイミングで出てきたね」とのっけから辛辣。「(出演して)あんまり盛り上がった経験がない。すごく帰りたいんですけど」と苦笑い。イベント最後に「王様のブランチ」視聴者へのメッセージを求められるも「『見てね』ってこと? 別に僕『王様のブランチ』見てもらいたくないんですけど」ときっぱり。いたずらげなその表情に集まった約1500人のファンは大盛り上がりとなった。
笹川はあたふたとしつつ松本のイジリに対抗。「松本さんから見て『ブランチ』どうですか? 時々ごらんになったりしますか?」と問いかけるも松本は「ないです」とニヤニヤ。続けて松本が設楽やヒデに「だって、『王様のブランチ』見る?」と問いかけると、設楽もヒデもどう答えていいかわからず「見ますよ…」としどろもどろ。松本は「そんな嘘いいよ。俺はほぼ見たことない」とぴしゃり。笹川が「今、心ぐさぐさになっているんですけど」と話すと、登壇者一同大爆笑だった。
前回発売された「クレイジージャーニー」のDVDは3万3千枚の売上を記録。松本は「今回も売れるとスタッフが調子に乗る」と毒づきながらも、「よく『クレイジー』が好きだと言われるけどそんなに(視聴率の)数字はよくない」と嘆き節。
ともにMCを務める小池は番組中「松本さんの視線でドキッとすることがある」といい、松本からの振りに即座に答えられないことがあると「あとで呼び出されるんじゃないかなって。すごくハラハラします」とコメント。松本は「いやいや、小池さんは本当に頭の回転が速いから大丈夫」と照れ笑い。小池を称えていた。
(取材・文:名鹿祥史)
「クレイジージャーニーVOL.2」のDVDは7日発売