テレビに出る機会が少なくなったのは10年前から。原因は大御所・堺正章との確執とされる。『発掘!あるある大辞典』(関西テレビ系)で共演していた堺に対し、何度も「マチャアキ」とさげすむような呼び方をしたため堺が激怒。芸能界における政治力を使い、ヒロミを干したというのが定説になっている。
ただ、40代の半ば(現在48歳)を迎えて、とんねるずの仲介で一応、堺と和解。テレビで堺とも共演し、露出も増えた時期もあった。
だが、生意気キャラがあきられたのか、次第に出る機会も減った。
結局は、事業の溶岩浴と加圧トレーニングジムの経営に専念するようになり、タレント活動は休んでいたのだ。
今年に入って、ヒロミが妻の松本伊代とともにバラエティーに出始めたため、ヒロミの本格的復帰話が囁かれ始めた。
「ヒロミが単独出演できないのは、長くテレビに出ていないので商品価値が消滅しているためでした。だから、ママタレの代表で売っている伊代の人気に頼るしかなかった」(芸能界事情通)
しかし、ヒロミがバラエティーに出ても、話題が少ないのも事実。
「伊代と結婚して以来、朝食は卵焼きに味噌汁、ご飯が定番になっている。この朝食スタイルを変えたことはない」
と、面白くもなんともない私生活の切り売りばかり。
今後はしばらく露出が続きそうだが、なぜヒロミは重い腰を上げたのか。
「事業の盛り上がりがいまひとつ、という話が流れている。加圧ジムのホームページは閉鎖され、溶岩浴会社の経営者の欄にはヒロミの本名である小園浩己の名前はない。ブログでは、車上荒らしにあったのを自分で話題にしている程度。仕事の忙しさについての言及はありません」(夕刊紙文化面担当記者)
本格復活を試みるヒロミだが、簡単に仕事は増えそうもない。