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新日本プロレス1・4東京ドーム大会に黄信号点灯! 平凡なカード編成にファンから不満の声も…

 新日本プロレス年始恒例のビッグイベント、1月4日・東京ドーム大会の全対戦カードが発表された。

 かつては、年に3回ほどの東京ドーム大会を開催してきた新日本だが、今や年に1回となり、まさに団体の総力を結集した興行となっている。
 今大会は小島聡(王者=フリー)対棚橋弘至(挑戦者)のIWGPヘビー級選手権戦をメーンイベントに、ボーナスマッチ2試合を含む全13試合が組まれる豪華版となったが、そのカード編成にプロレスファンから不満の声が飛んでいるというのだ。

 このファンの冷ややかな反応について、興行関係者のA氏は「両国国技館クラスのカードですね。東京ドームクラスの大きな会場になれば、それなりのサプライズ的なもの、刺激的なものがないと入りません。新日本のファンだけではとても東京ドームは埋まりません。浮動客を動員するだけの魅力あるカードがあまりないですね。プロレスファンは、『東京ドームならでは』のカード実現を期待していたのでしょう」と分析する。

 確かにメーンの小島対棚橋を始め、セミファイナルに組まれた真壁刀義対田中将斗(ZERO1)、中邑真輔対潮崎豪(プロレスリング・ノア)、永田裕志対鈴木みのる(パンクラス・ミッション)といった新日本勢と外敵のシングルマッチが多数並び、好カード揃いであるのは事実。しかしながら、いずれのカードも初対決ではなく、何度も組まれてきた新鮮味のない対戦。これに食いつくほど、今のファンは甘くはないのだろう。

 近年の1・4東京ドームを見ると、昨年はノアとの対抗戦が勃発し、三沢光晴(故人)や秋山準らが参戦。全日本プロレス・武藤敬司も出場した。今年はノアとの対抗戦も継続し、丸藤正道のIWGPジュニア王座への初挑戦、中邑対高山善廣(高山堂)のIWGP戦、テリー・ファンクとアブドーラ・ザ・ブッチャーのまさかのリバイバル対決など、サプライズがあった。しかし、今年はサプライズ的なカードはなく、元WWEのロブ・ヴァン・ダム、ジェフ・ハーディーの参戦が目に付くぐらいだが、それとて大きな動員にはつながらないだろう。

 大きな目玉がないなかで開催される今回の1・4東京ドーム大会。果たして、プロレスファンの審判はどう下されるのだろうか?

●新日本プロレス 1月4日(火)東京ドーム(17時開始)
「レッスルキングダム in 東京ドーム」
http://www.njpw.co.jp/

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