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ローラ“奴隷契約”に暗雲 業界のルール無視に「タレント活動も危うい」の声

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提供:週刊実話

 今年6月17日、タレントでモデルのローラ(27)が自身のツイッターに《黒い心を持った人とは絶対に一緒にいたくない。10年の信頼を返してください》と訴えたことで、所属事務所と契約トラブルで揉めていることが判明した。
 独立トラブルの渦中にあったが、所属事務所の『LIBERA』に専属契約解除の文書を送付。新事務所を設立して、すでに営業活動を開始していることが明かになったことで、タレント生命が危ぶまれている。

 バラエティー番組などに引っ張りだこだったローラは、昨年、ハリウッド映画にも出演。日本では“CM女王”の座に君臨している。
 その後、『週刊文春』にローラの契約内容が実質10年にわたる“奴隷契約”だったことが報じられ、芸能界関係者からも同情の声が上がった。
 「事務所は奴隷契約を否定し、ローラに莫大な損害賠償を求めるとの情報も流れた。しかし、ローラが契約解除を申し入れる文書を送る、約1カ月半前の7月初旬、公正取引委員会が、タレントの契約に関し、独占禁止法に抵触する不公平契約の有無について、大手芸能事務所から聞き取り調査に入ったことが分かったのです」(夕刊紙記者)

 公取委の是正勧告は年内に出るとされ、所属事務所は、その前にローラの独立を慰留するための動きを見せていたという。
 「しかし、ローラ側が話し合いに消極的で、是正勧告が出る前に契約解除の文書を送付して新事務所を設立。加えて、それまでのスポンサーに対して営業活動をしたことで、事務所が“契約は有効で営業妨害だ”と激怒したんです」(同)

 芸能関係者はこう言う。
 「CMを含めた仕事は、すべて前事務所と契約しているために、新事務所を認めるわけにはいかない。ローラのバックには大物弁護士がついているというが、業界内のルールの無視は否定できず、完全な勇み足。公取委の是正勧告が出たとしても、ローラに有利に働くかは分かりません」(大手芸能事務所役員)

 民放各局は『LIBERA』とのトラブルを恐れてか、いっさいこの問題を報道していない。

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