全ての始まりは、堺が日テレでこの4月にスタートする連ドラ『Dr.倫太郎』の主演を受けたこと。この一報に天を仰ぎ、涙を流したのがTBS上層部だ。
「再三に渡るオファーを蹴られた上に、日テレの連ドラに出演するなんて本当に信じられない。ここまでコケにされたら堺を出禁にすることも考えざるを得ない。この先のスケジュールを考えたら『半沢直樹』の続編が制作できるのは最短で2年後。しかも堺は『半沢直樹』の共演者が再び一同に介することを要求している。スケジュールを押さえるだけでも至難の業です」(制作関係者)
当初、テレビ界ではこの4月にドラマ『半沢直樹〜ザ・リベンジ〜』(仮題)の続編が放映されると噂されていた。ところが、いざ蓋を開けてみれば堺をキャスティングしたのは日テレ。堺サイドの決断にTBS局内は蜂の巣を突くような騒ぎになったのだ。
では、堺サイドが日テレを選択した理由は何だったのか。一つはっきりしていることは、出演料の金額ではなかった点のようだ。
「巷では400万円といわれているが、デタラメです。出演料は200万円で落ち着いた。堺は、ドラマの原作がヒットメーカーとして知られる脚本家の中園ミホのオリジナルであることに興味をそそられたようです。また、日テレのドラマ制作現場のほんわかした雰囲気が気に入っている。視聴率三冠の余裕からなのでしょうが、気負ったところがない。それが堺には新鮮に映ったようです」(事情通)
業界内外が注目するドラマは果たして視聴率をゲットするのか。