「葬儀は密葬で執り行い、後日改めてお別れの会を開きます」とマスコミ各社にコメントを出したのは娘でタレントの眞里奈さん。取材活動で忙しく家を空けることがしょっちゅうだった亡き父親を、せめて葬式くらいは親族だけで出したいという思いからだろうが、梨元さん自身も密葬を指示していたようだ。
ある芸能関係者は「肺がんが発見された時点でかなりの末期だったことは本人にも知らされていたようです。死期を悟った梨元さんは死後、葬儀の際に遺族の悲しむ様子が放送されることに耐えられなかったのではないでしょうか」
突撃リポーターの肩書きで、芸能人の葬儀も数多く報道していた梨元さんにしては、あえて「隠す」行為は矛盾するが、リポーターの草分けとしては、死後も「元気なキャラクター」を守り通したかったのだろう。
「8月に入院先から一時帰宅した際に『梨元芸能!裏チャンネル』の動画撮影に臨んだときにも、とても撮影に耐えられるような状態ではなかったといいます。自然光の具合などで元気な表情を演出していたようですがね」(前出の芸能関係者)
おなじみの「恐縮です!」が聞けなくなるのは寂しい。
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