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国税に狙われたGACKTの“黒い金”

 ビジュアル系ミュージシャン・GACKTの都内にある豪邸に東京国税局査察部(通称・マルサ)の強制捜査が入っていたことを発売中の「週刊文春」(文藝春秋)と「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 両誌の報道をまとめると、8月28日、都内の閑静な住宅街にある、これまで何度かテレビで紹介された地上4階、地下2階のGACKT自慢の豪邸に強制捜査が入ったという。

 同マンションにはGACKTの実姉が社長をつとめる芸能活動に関わる会社の事務所も入り、家宅捜索は早朝から長時間にわたり、帳簿類やパソコンだけでなく、携帯電話まで押収されたというが、GACKTはこれまで毎年のように税務調査に入られ、昨年は1億2000万円の追徴課税を納付。マルサはGACKTがどのような方法で“黒い金”を集め脱税したかに注目しているというのだ。

 「テレビで紹介された際、GACKTは『毎月の電気代は80万円』などと、ただ生活しているだけで一般常識では考えられない“経費”がかかることを公言していた。これまでラーメン店やリゾート関連事業に手を出してことごとく失敗しているが、投資する金をどこでかき集めたかが謎」(週刊誌記者)

 「新潮」の取材に対し、GACKTの個人事務所社長、実姉は査察の事実を認め、実姉は「今回はあくまでもファンクラブを運営する会社に対する査察の裏づけを取るための反面調査」、「GACKT個人が対象とされたのではない」と説明している。

 また、「文春」は海外で暮らすGACKTの隠し子の存在をスクープしている。

 同誌によると、GACKTは10年ほど前、当時TBSで放送されていた深夜番組「ワンダフル」に出演していたアシスタントガール・ワンギャルをつとめていたタレントと交際。女性が妊娠したが、妻子持ちだとファンにバレた場合、イメージダウンにつながるため、女性と揉めに揉めた結果、女性が海外に住み子供を認知しないことを条件に生活の面倒を見ているという。現在、女性は子供と一緒にカナダ・バンクーバーの毎月の家賃が40万円を下らない高級マンションに居住しているという。

 GACKTは10月から北川景子主演の日本テレビ系ドラマ「悪魔ちゃん」にレギュラー出演する予定だが、今回のスキャンダルがどのような影響を与えるかが注目される。

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