左ふくらはぎを痛めて欠場が続いていたイチローは、きょう戦列に復帰するがメジャー通算2000本安打まであと11本、9年連続200本安打まで16本と迫った大記録への再挑戦が始まる。。(記録は1日現在のもの)
イチローは、残り試合が29戦あり、記録達成には不安はなさそうだ。欠場中も軽いベースランニングをこなすなど、着々と体勢を整えているイチロー。本紙はここにきて、そんな天才イチローのとんでもない情報をキャッチした。
「イチローはここまでメジャーリーグの記録を次々と塗り替えてきたことで、自分の使命は果たしたと思っているんだ。最近イチローの側近者が私に明かした一言が『もうそろそろ日本に帰ってもいいかも』だったんですよ。いかにもイチローらしいセリフではありますよね」と明かしたのはシアトル在住のマスコミ関係者。
イチローが来季から日本球界に復帰するという情報は初めて。その裏には御年35歳というやはり年齢的なものもあるだろう。だが、それ以上にイチローが胸に秘めているものがあるというのだ。
前出のマスコミ関係者が続けて明かす。
「イチローが恩を感じているのが故・仰木監督なんです。プロ野球人として現在のイチローを作り上げてくれた人ですからね。仰木さんが亡くなった時も、イチローのショックは相当なものでした。WBCで大活躍したときもイチローは心の中で叫んでいたと言います。仰木さんにこのシーンを見てもらいたかった、と。イチローが日本復帰を漏らしたウラには、実はもうひとりの男の存在があります。それは清原和博です。ふたりの仲はイチローがオフに日本に帰ってきた際にも合同練習をするなど、お互いに信頼し合っているんです。今でも連絡をとり合っているようですよ」
では、イチローが日本球界に復帰するとなれば、どこの球団か? ズバリ、その名は「オリックス」である。仰木さんとのつながりはもちろん、それに輪をかけているのが、来季オリックス監督候補として清原の名前がクローズアップされていること。球界関係者の間では「もう決まっています」ともささやかれているのだ。
奇しくも清原も最後は仰木さんに拾われてオリックスで選手生活を終えている。こちらも仰木さんには大変な恩義を感じているひとりなのだ。
現在低迷を続けているオリックスにとって、強力な助っ人が不可欠な状態だし、イチローと清原が加入することにでもなれば、人気面でも話題性でも鬼に金棒である。
「カネはいくらでもかける」とオリックス関係者は公言しているだけに、信ぴょう性は高い。
イチローが達成間近になっているメジャー記録を実現させたとき「彼の口から思わぬ発言が出る可能性は高いですよ。彼のことだから遠い言い回しで言うかもしれませんが」(前出のマスコミ関係者)となる。今後のイチローの動向には大きな注目が集まり、その一言が大きな意味を持つだけにが然、目が離せなくなってきた。