先日、よしもとクリエイティブ・エージェンシーへの所属が発表された「めちゃイケ」メンバーの“三ちゃん”こと三中元克は、高校生の同級生とコンビを結成し、プロ芸人として改めて同番組の再オーディションを受ける。生放送ではネタを披露し、審査員である視聴者がデータ放送やスマホで投票。もし、「不合格」が過半数を超えた場合、三中は同番組から卒業することになる。
「めちゃイケ」主力メンバーは22日〜26日の5日間、お昼の番組「バイキング」に生出演し、SP番組を番宣した。22日はオアシズの光浦靖子、23日によゐこの有野晋哉と濱口優、24日は加藤浩次、25日はオアシズの大久保佳代子、そして26日にはナインティナインの岡村隆史と矢部浩之が出演。しかも、ただ出演するだけでなく、「めちゃイケ2.27 芸人の三ちゃん 国民投票 再オーディション」という文字がプリントされたTシャツを着て出演。
26日放送の冒頭シーンでは、岡村が「ちょっと訳アリですいません」と恐縮し、矢部は「本当は恥ずかしいんです。身内のネタを胸にブラ下げて…」とTシャツをつまんでPR。金曜日MCを務める雨上がり決死隊の宮迫博之は「なかなか、こんなん出えへんもんな」とナイナイのゲスト出演に対し、意外だと指摘。
三中にとってはもちろん一大事だが、「めちゃイケ」メンバーやスタッフにとっても非常に重要な企画だという。
「最近では、視聴率も右肩下がり。1月30日放送分では4.9%という低視聴率を記録してしまった。一部では3月いっぱいで打ち切りとも報じられている。そんな中、三中の生き残りを掛けた真剣勝負。『めちゃイケ』メンバーも、ただのスペシャル番組程度ならば、番宣のために他番組へ出演することはない。『27時間テレビ』クラスでないと、総動員での番宣はやらなかったこと。特にナイナイが出演したのは非常に珍しい。メンバーもスタッフも相当力を入れている証拠。総動員で番組をPRして、コケるようなことがあれば、三中の卒業だけでなく、それこそ番組打ち切りに現実味が帯びてくるでしょう」(芸能関係者)
スクランブル態勢の総動員で挑んだSP番組のPR。どのような結果が待ち受けているのか、非常に楽しみだ。