少女時代は、韓国でひとりひとりがモデルや俳優として活躍していたメンバーが集まって結成されたグループで、日本でもブームの大本命と目されている。
都内に住む自称“韓流おばちゃん”の節子さん(仮名・68歳)は言う。
「あなたね、少女時代は今すごい人気なのよ! すごいスタイルいいんだから」
ということで半信半疑だった筆者は節子さんにいさめられてしまった。節子さん本人も彼女たちのプロポーションが大のお気に入りらしい。
このライブ自体は、CDにライブ招待の無料チケットが封入されていると聞いて、逆に安心した。いずれにせよ、彼女たちが所属するユニバーサルでは、少女時代がドル箱である現状に間違いはないのである。
だから、ワイドショーも飛びつくことになるのだろう。
少女時代のお披露目に先立って行われた渋谷でのKARAのイベントでは、
「衣装も踊りもマニアックで、正統派でソフトなイメージの少女時代とは対照的な彼女たちの存在感にもかかわらず、会場の8割は女性だったようです」(韓流ビジネスに詳しい関係者)とブームを支えているのは、若い女性のようだ。
実際、新大久保の某韓流ショップでは、
「少女時代のグッズ購買層の8割以上が若い女性なんです」
ということだった。
確かに筆者も扇子を持って紅白で舞い踊ったイ・ジョンヒョン(誰も知らないだろう、可愛いのだ。)や、フェイ・ウォン(香港か…)などは知っていたが、今の韓流女性グループの人気は、完全に在日の方なども含めた若い女性のもののようである。
より正統派でソフト路線…ということで、日テレ《しゃべくり007》でキム・ヨナばりの気の強さを見せて、司会のくりぃむしちゅー上田を閉口させていたKARAとはまた違ったキャラが楽しめるなら、少女時代のテレビ出演も見逃せないだろう。