search
とじる
トップ > スポーツ > 地下プロレスに“唯一の日本人横綱”あり! 梅沢菊次郎、若き三冠王者・矢野啓太も撃破! 2・13『EXIT-62 CORE:T』(1)

地下プロレスに“唯一の日本人横綱”あり! 梅沢菊次郎、若き三冠王者・矢野啓太も撃破! 2・13『EXIT-62 CORE:T』(1)

 “地下横綱”こと梅沢菊次郎が、タッグ戦ながら地下世界王者・紅闘志也を撃破し衝撃を呼んだ1・23『EXIT-60』。その余熱も醒めやらぬ2月13日、地下の聖地CORE STADIUMにて、地下プロレス『EXIT-62 CORE:T』が挙行された。

 地下プロレスの2011年はいきなり元旦に、同じCORE STADIUMで幕を開けたが、この日はなんと元旦決戦を上回る観客が詰めかけ、場内は開始前から異様な雰囲気。元旦に続き、ファンがリングのすぐ脇を取り囲んで観戦する異常事態となった。

【第3試合】
“頭突き世界一”富豪2夢路 & “超竜”高岩竜一 & “地下横綱”梅沢菊次郎
vs
“革命道化王子”矢野啓太 & “ファッキン・クレイジー・スパニッシュ”マーク・ハニバル & “カナディアン・タイガー”ブラック・トムキャット

 メインイベントの6人タッグ。夢路&地下横綱・梅沢の“カンパイ・ボーイズ”に“超竜”高岩を加えたヘビー級トリオの重厚感は、3人揃っての黒のコスチュームの統一感も相まって、地下世界において圧倒的。
 一方、昨年までの二冠(WALABEE TV王座&キャプチャーインターナショナル王座)に加え「リッキー・フジ認定アグレッシブ世界ヘビー級王座」も獲得し“三冠王者”となり、波に乗りまくる矢野は、これまでに地下マットで幾度も物議を醸し続けた“カナダの虎”ブラック・トムキャット(昨年11・28『EXIT-56』では矢野のセコンドを務めた!)、そして「ヒマラヤン・タイガー招待選手」(なぜ!?)として初登場の“ファッキン・クレイジー・スパニッシュ”マーク・ハニバルを従えた多国籍トリオで対抗。

 とにかくどの組み合わせも刺激的な、この日のメイン。夢路と矢野の昨年の歴史的名勝負から続く因縁、タイガーステップでカク乱するブラック・トムキャットを追いかける夢路、そして地下世界のトップを狙う者同士の、矢野と梅沢の意地の張り合い。試合は一進一退のシーソーゲームが続き、激しさが増していった。
 フィニッシュに向け、先に試合を大きく動かしたのは梅沢。宿敵矢野を捕まえ、“カンパイ・ボーイズ”の流儀に従い、矢野に頭突きをこれでもかとばかりに連打する。すると矢野は、昨年の夢路戦に続き額を叩き割られ流血! これで試合のペースを一気に自らに引き寄せた梅沢は、メガパワー殺法で畳みかけ、最後は新技のストレッチ技「両国ダンジョン」で矢野に勝利! 地下横綱が、またしても王者狩りを成し遂げた。

 それにしても、矢野の必殺技・TOKYOダンジョンにも屈せず、相手の技を受け止めた上で力でねじ伏せる梅沢の闘いぶりは、まさに横綱相撲。八百長問題に揺れる大相撲には、現在日本人横綱は不在だが、地下プロレスの“スモー・キク”は、いわば正真正銘の地下横綱。そして、“国内唯一の日本人横綱”ともいえるのだ!
 今や、地下世界をわが物顔で闊歩する梅沢菊次郎。
 こと地下世界においては、“横綱”の重みは“チャンピオンベルト”を上回るというのか!?
 地下の勢力分布図が、凄まじい勢いで塗り替えられようとしている。

○梅沢(18分51秒 両国ダンジョン)●矢野

地下プロレス『EXIT』公式サイト
http://www7.plala.or.jp/EXIT/
梶原劇画で伝承された「地下プロレス」が、この日本に存在した! 闇の闘いを伝える『EXIT』とは何か!?
http://npn.co.jp/article/detail/97320773/
世界に拡散する地下プロレス…ネパール、香港で繰り広げられた“世界地下行脚”を追う!(3)
http://npn.co.jp/article/detail/84212018/
“高田馬場の地下プロレス”に矢野啓太あり! 地下史に残る死闘の末、富豪2夢路も撃破した!
http://npn.co.jp/article/detail/53521484/
怪物・梅沢菊次郎、2011年に大噴火!? 地下世界王者・紅闘志也を撃破! 1・23 地下プロレス『EXIT-60 EYES』(1)

(山口敏太郎事務所)

参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

関連記事

関連画像

もっと見る


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ