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09年活躍期待のアラフォー

 今年はアラフォーが日本の主役になりそうだ。女性はもちろん、男性も競馬ジョッキーをはじめ各界に、40歳前後のスター候補が目白押し。不況を吹っ飛ばす起爆剤になる。

 きょう5日に通常国会が開会。衆院解散・総選挙をめぐる与野党の攻防が再開する中、政界でもアラフォー世代の活躍が期待される。自民党の小渕優子少子化対策担当相(35=衆院群馬5区)と、民主党の蓮舫参院議員(41=東京選挙区)の“艶女(アデージョ)”対決である。
 麻生内閣で戦後最年少で入閣した小渕氏は1児のママ。永田町では愛くるしい顔立ちから“ゆうこりん”と親しまれ、「子供ができてから女っぷりがあがった」と評判だ。07年9月25日に男児を出産。ちょうどその日に同郷の福田康夫前首相が選出されたが、投げ出し辞任したことから大臣の椅子が転がりこんできた“強運の持ち主”である。
 「注目度ナンバーワン閣僚なのに、麻生首相に話題が集中して目立っていない。解散前に彼女が見せ場を作れば空気は変わる」(永田町関係者)
 一方、麻生政権を追い詰める民主党では、キャンギャル出身で元ニュースキャスターの蓮舫氏の舌鋒が期待される。06年3月の参院予算委員会では、小渕氏の3代前にあたる猪口邦子元少子化対策担当相を「出産無料化」制度で追い詰めた。小渕氏とは、テレビ出身のヤンママ美女議員という共通点があり、イヤでも意識せざるを得ない。
 「2人の“艶女バトル”があれば見もの」(永田町関係者)とひそかな話題になっている。
 昨年5月に40歳となった大物独身女優・鈴木京香。今年は大胆な濡れ場への挑戦はあるのか。
 ふくよかなボディーの和風美人で、中年男性に絶大な人気を誇る。昨年は約6年ぶりに連ドラの主演を務めた。
 「TBS日曜劇場『SCANDAL』(午後9時)で専業主婦役を演じました。07年には同じ枠の『華麗なる一族』で、北大路欣也の愛人役を演じ、妖艶な色気を見せました」(テレビ誌ライター)
 そんな彼女が、このところ熱心に都内の有名ジムに通っているという。「バストアップ、ヒップアップのトレーニングをやっているようです」
 今が脱ぎごろ!?
 日本の女子テニス界に「若い選手へ刺激を与えるため」昨年、現役復帰したクルム伊達公子(38)が、今年はいよいよ本格的に世界ツアーに復帰する。昨年は6月に東京有明国際女子オープンシングルスで現役復帰後初の優勝を飾り、11月には全日本テニス選手権で16年ぶり3度目の優勝を果たすなど目覚ましい活躍。特に全日本は1963年に41歳で優勝した宮城黎子に次ぐ年長記録Vで、38歳ながら全盛期を髣髴(ほうふつ)とさせるプレーはアラフォー世代に感動を与えた。
 きょう5日、ニュージーランドのオークランドで開幕するASBクラシックに出場後、来週は4大大会初戦の全豪オープン(19日〜、メルボルン)の予選に挑むなど、連戦もなんのその。“世界の伊達”が30代最後の年に世界のひのき舞台でもう一花咲かせる。

 グラドル界の代表は桜井美春だ。桜井女史は今月2日で満42歳になった。年齢だけみれば立派な熟女だが、昨春のデビュー以来、じわりと人気を広げているニューフェースなのだ。
 前職は一流企業のOL。ちょうどバブルのど真ん中世代。遊びまくった末の“転職”かと思いきや、「当時から仕事一筋でした」。意外にもマジメっ子キャラで、趣味の華道では師範の資格も持つ。「ひとつのことに、ものすごく熱中するタイプ」といえる。現在の仕事=グラドルへの集中度は高い。奇跡の四十路ブレークも絵空事ではなさそうだ。
 「グラビアも50歳まではやりたいですけど…将来的には美容や健康についてトークができるアンチエイジングなタレントになりたい」と夢が広がる。今後に注目だ。
 スポーツ界の中でも特に世代交代が早いとされる総合格闘技で、今年40歳を迎えるのが桜庭和志(39)だ。昨年はDREAMミドル級GPで優勝候補の大本命に挙げられながら、6月の2回戦でメルヴィン・マヌーフにまさかのTKO負け。
 敗れる度に引退がささやかれるが、PRIDE時代から10年以上、日本の格闘技界をけん引してきた男はまだまだリングに立ち続けるつもりだ。同じアラフォー世代で親交の深いプロ野球の阪神タイガース下柳剛(40)とともに「45まで現役を続けたい」と互いに誓いを立てた。活躍はリングだけにとどまらない。昨年4月には東京都品川区に自身の総合格闘技ジム「Laughter7」を開き、後進の育成にも乗り出した。プロ転向した北京五輪の柔道金メダリスト石井慧に注目が集まるが、総合格闘界のトップに君臨し続けるアラフォー戦士・桜庭はまだ主役の座は譲らない。
 昨年は10代の若武者・三浦皇成の活躍ばかりが騒がれたが、ジョッキーにもっとも脂が乗るのは40歳前後。昨年のリーディング上位はアラフォー世代が大半を占めた。
 なかでも今年、さらなる飛躍が期待されるのが内田博幸騎手(38)だ。中央移籍初年度の昨年は3月からの参戦(1、2月は地方所属)ながら、123勝を挙げ堂々の2位。有力馬が少ない美浦所属のハンデも含めると驚異的な活躍だ。この数字には本人も「想像以上にやれた。とにかく、これで南関のレベルの高さを証明できた」と満足げ。
 今年もスーニ、ショウナンアルディなど有力なお手馬がズラリ顔をそろえる。「不安はなくはないが、楽しみな3歳馬がたくさんいるからね」。武豊超えがいよいよ現実味を帯びてきそうだ。
 アラフォーの活躍が当たり前になっている競輪界で、とりわけ存在感を示したのが柴原政文(40)。70キロ近いスピードで戦う、極限のスピード競技が競輪。肉体的にはすでに全盛期を過ぎている紫原だが、選手生活21年目の今がピーク。08年は1年を通して20代のトップレーサーたちを相手に、互角以上の戦績を残した。
 「自分と年が変わらないくらいの人たちにも、自分が頑張ってる姿を見てもらいたいですね」
 09年は競輪界最高の格付けS級S班。“オジサン”の星は見ている者に夢を与え、09年も輝き続ける。
 オートレース界のアラフォーといえばベテラン岡部聡(山陽=43歳)だろう。
 昨年末の「スーパースター王座決定戦」にも40歳以上ではただひとり出場(7着)。
 雨日本一。これが岡部の代名詞。岡部はオート界の最高峰のSGレースを4回制しているが、その4回すべてが濡れ走路だった。オートレースは雨が降ると、走路コンディションが大きく変化する。晴れの走路とはまったく違った技術が要求されるのだ。若手の勢い、スピードにはテクニックで対抗。
 これがトップクラスで生き残り続けるための術である。

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