−−いよいよ復帰戦が決定。現在ヒザの具合は
丸藤 いいですよ。あともうちょっとあるんで。今の状態からよりできるようにしていきたい。
−−前回(2002年に左ヒザ前十字じん帯断裂)の経験で役に立ったことは
丸藤 医学の進歩であったり、前回とは違うかもしれないけど、今もいい状態。治療ばかりは専門じゃないんでどうこういえない。でも、練習に関しては浅子トレーナーに任せて。いろんな人の力を借りての復帰戦になるんで。
−−ケガしている期間は長かった?
丸藤 その時のつらさであり、もどかしさというか表現させる場所で表現することができなかった。しっかり治して表現していきたい。
−−欠場している間に、新体制になって副社長に抜てきされた
丸藤 自分のことだけを考えてやれなくなったんですけど、こういう位置に置かれて、自分も成長しているという実感があるんでね。でも、プロレスラー丸藤というのをまだやっていたい。一番に戻る場所は、リング上なんでね。
−−復帰戦を迎えるにあたっての心境は
丸藤 待っていてくれたお客さんの前で試合ができるのはうれしいことだし、欠場中いろんなことが起きた中でやっとできるなと。
−−年内の復帰を決めた理由は
丸藤 ケガしたタイミングと治療の期間とを含めて、タイミング的には12月になっただけ。焦ったりケガを長引かせていけないって気持ちと、試合したいって気持ちはずっとありましたね。
−−復帰戦の相手を青木選手に指名した
丸藤 チャンピオンではないことが大前提。シリーズを取り巻く人間の中で、今年勢いのあるのは青木だろうと。
−−青木選手に期待することは
丸藤 もしも、(自分に)完全に勝ってしまうんじゃないかという可能性を持った人間だよね。オレから一本とってみてほしい。
−−今後の目標は
丸藤 とにかく激しく面白くしていければいいと思ってます。幅広くやっていこうと思ってますよ。ノアもそうだし、他団体に出てもそれがノアにつながるんだったらいいと思うし。変わらずやっていきます。