だが、最近になって業界内部でハロー!プロジェクト発のユニットが再評価されてきている。特にBerryz工房とスマイレージが高評価を得ており、ファンや業界関係者から強い支持を集めているというのだ。では何故、今になって彼女達の再評価が成されるようになったのか。それには幾つかの理由がある。
かつてハロプロ発のユニットはいずれも踊りや歌の完成度が今ひとつであったが、逆にその下手さ加減が親しみやすさを呼んでいた。だが、そんな素人人気がいつまでも続くはずもなく、ハロプロの別ユニットがライバルとなる側面もあり、人気が急落する結果となった。
ところが、現在のハロプロ発のユニットの歌や踊りのレベルは飛躍的に向上し、完璧なパフォーマンスを見せるようになってきている。そのため、スポンサー筋や局・制作会社の上層部で評価が再び上がってきているのだ。
また業界内部で重視される道徳的なマナーや挨拶に関しても教育がしっかりなされており、現場を実際に動かしている末端のスタッフからの支持も急上昇中である。
昔から、芸能界は既存のブームが大きくなると、必ず違う潮流をつくりたがる傾向があった。業界全部がAKB48に流れる反面で、独自の色を求める現場やスポンサーがハロプロ支持を表明しつつあるのだ。
またハロプロ側も将来を見越したマーケティングを行っているという話もあり、来年以降有力なブレーンを迎えて一大攻勢に出るのではないかと推測されている。
来年は、ハロプロの復活劇が始まるのか!? 今から彼女らの活躍が楽しみだ。