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ノア 健介が“無法者ヨネ”を迎撃へ

 6日のプロレスリング・ノア日本武道館大会で、GHCヘビー級の新王者となった佐々木健介が一夜明けた7日、埼玉・吉川市内の道場でノアのモハメド・ヨネに襲撃された。怒れる新王者は、ヨネ迎撃を宣言。これを受けてGHCタイトル管理委員会が協議し、27日の大阪府立体育会館大会での初防衛戦が正式決定した。

 6日の武道館大会で森嶋と対戦した健介。直前のバックドロップ対策が功を奏し、王者のバックドロップを1発に完封した。逆におきて破りのバックドロップ3連発で反撃すると、最後は北斗ボムで3カウントを奪取。GHC、IWGP、3冠という3大メジャータイトル戴冠という前人未踏の偉業を成し遂げた。
 この日は、健介オフィス道場マッチ終了後、168人超満員のファンに戴冠報告をしていたが、思いもよらぬ事態がぼっ発。ヨネに乱入され、ニールキック、キン肉バスターで襲撃され「なんだこのザマは。これがGHCチャンピオンか」と罵声を浴びせられた。
 不意打ちを受けた健介だが、このまま黙っていなかった。「実行委員会に任せて、ヨネがやりたいなら場所を決めてもらえればやる」とヨネを挑戦者に逆指名。この決断にノアは、同日付けで大阪大会でのタイトルマッチ開催を発表した。
 健介のV1戦は遺恨清算マッチの様相を呈してきた。

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