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20代女性巡査長、拳銃を所定の場所に戻さず飲み会に参加 緊急事態宣言下の失態に怒りの声

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画像はイメージです

 19日、長崎県警の警察官が相次いで職務怠慢とも思える行動を起こしていたことがわかった。
 不祥事を起こしていたのは、長崎県内の警察署に勤務する20代の女性巡査長。緊急事態宣言下だった今年4月、勤務を終えると、携帯していた拳銃を所定の保管庫内に戻さず、個人用ロッカーに置き、警察署内の飲み会に参加した。

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 翌日出勤すると、女性巡査長はその事実に気が付き、上司に報告。「県民の信頼を傷つける行為をして大変申し訳ない」と反省しているという。女性巡査長は8月3日付で本部長注意処分を受けた。
 拳銃は、一般人に渡れば凶悪犯罪を引き起こす可能性が高いもの。警察官だけに許されている拳銃を厳重に保管していなかった事実は、職務怠慢と言わざるを得ないだろう。

 この女性巡査長の行動に、「警察官としての自覚がない」「こんな人間に拳銃を持たせないでほしい。管理が甘すぎる」と怒りの声が上がる。また、「上司は何をしていたのか」「警察署の管理はどうなっていたのか」など、警察署の管理体制を問う声も出た。

 長崎県警では今年5月にも、50代男性巡査部長が交通取り締まり中、警察手帳を携帯せず勤務していたことが判明。取り締まり中、一時停止を無視した車を摘発すると、運転者が違反を認めようとせず、警察手帳の提示を求められる。交番に忘れてきたという巡査部長は対応に窮し、交通違反切符を交付せずに解放した。

 県警はこの行為を不適切として、7月22日付で本部長訓戒処分とした。なお、解放ドライバーについては、3時間後に別の警察官が交通違反切符を交付した。巡査部長は「住民の信頼を裏切り深く反省している」と話しているそうだ。

 人々の信任を得て権力を行使する警察官。県民の信頼を損なうような基本的ミスは、慎んでもらいたい。

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