各メディアによると、都庁で記者団の取材に答えた小池知事は、「検査数がこれまでの最大と聞いている。検査を進めることによって陽性者が判明する確率がより高くなっている」と説明した。
「以前はいわゆる“夜の街”で働く人の感染者が急造し、特に新宿・歌舞伎町と池袋がやり玉にあげられていたが、一般でもPCR検査が受けやすくなったことから、検査の分母が急増。そのため、感染者も急造している。小池知事はそのあたりを冷静に説明しないと都民がパニックになってしまう」(都政担当記者)
そして、“夜の街”の住人からはこんな声が聞こえてきたのだ。
「こんなことになるなら新宿区に住んでおけばよかった。新宿なら、もしコロナにかかったら見舞金がもらえることが確定。しかし、豊島区はそのへんがまだ微妙」(池袋の30代男性の飲食店従業員)
そこで気になるのが、見舞金の金額が果たしてどこまで膨らんでしまうかだというのだ。
「売れないホストやキャバ嬢、風俗嬢なんかは、10万円欲しさのためにわざわざ感染しやすい場所に足を運んでいる輩もいるのだとか。若い人は症状がなかったり、軽傷のケースが多いが万が一重症化する可能性も。まるで10万円と命を引き換えにしているような愚かな行為は謹んでほしいもの」(歌舞伎町の事情に詳しいジャーナリスト)
とはいえ、見舞金給付を打ち出さなければ、水面下でコロナがまん延していた可能性が高そうだ。