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不倫後に妻への愛を語った渡部と同様、謝罪会見で夫へ愛の告白の藤吉久美子 “禊”は家庭内奴隷?【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】

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太川陽介

 アンジャッシュの渡部建が、複数の女性との“多目的トイレ”での不倫をスッパ抜いた『週刊文春』(文藝春秋)の独占インタビューに応じ、さらなる話題を集めている。取材現場となる同誌を発行する文藝春秋ビルに出向いた渡部は、黒のスーツとネクタイ姿で猛省モードを強調し、妻でモデルの佐々木希や相方・児嶋一哉への想いと今後の人生を語った。

 渡部は、所属事務所社長を同行させ「僕は今でも妻を愛しています」などと語っている。一方で、不倫相手については「気持ちのないまま接していたし、気持ちの上で浮ついたことはありません」などと浮気であることを主張し、こうした行為を繰り返した理由については「仕事も増え、自分の描いたビジョン通りに物事が運んでいったことが慢心を生んでしまった」と明かした。

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 眉間にしわを寄せ、憔悴する表情が掲載された渡部だが、ネット上では「気持ち悪い以外の何者でもない」「妻を裏切っておいて、今さら『愛してる』なんて小賢しい」などと批判の嵐が巻き起こっている。

 渡部のように、涙ながらに公の場で“連れ合い”へ愛のメッセージをささげた人物が芸能界にはいる。2017年12月、同じく同誌に不倫疑惑を報じられた女優・藤吉久美子だ。

 藤吉は、俳優の太川陽介と1994年放送のドラマ『大阪で生まれた女やさかい』(NHK)での共演がきっかけとなり95年に再婚。01年には、長男を出産し、芸能界の“おしどり夫婦”として親しまれていた。
 そんな夫婦に、まさかのスキャンダルが襲った。報道を受け、先手を打った太川は、疑惑の渦中にいる藤吉よりも先に会見を開くという前代未聞の行動に出た。

 あらかじめ、藤吉から記事の説明を受けていたという太川は、「(藤吉に)『これから大変だぞ。誰が聞いたってクロだと思うから、世間から厳しい目で見られる。だけど、僕が守るから。これで終わり』と言いました。我々の中ではそういう話になってます」とすでに夫婦間では解決済みであることを強調。会見では明るい口調で気丈に振る舞い、家族を守る姿を見せ、良き夫として世間の同情を引いた。

 そして、太川の会見からおよそ7時間後、藤吉は東京・羽田空港で報道陣の取材に応じ、深々と頭を下げ謝罪。猛省し、ただ泣きじゃくる藤吉は男性との関係について否定していた。そして、「もうそれ(会うこと)はありません」と断言した。

 太川の会見後に連絡を取ったという藤吉は、「大丈夫だから」と励まされたと明かした。そして、「こんな妻で申しわけない。私は彼(太川)がいないともう生きていけない」と号泣しながら、声を震わせていた。太川からは「『早く帰って来てね』と言われている」と語っていた藤吉だが、憔悴しきった表情がなんとなく、渡部と重ねて見えるのは気のせいだろうか。

 何はともあれ、藤吉の騒動は“寛大な夫”の会見のおかげで鎮静した。だが、太川は、家では典型的な“亭主関白”であることが一部で報じられている。藤吉の騒動は太川にとって許しがたいことであり、騒動以降、藤吉には“外出禁止令”を科していたという噂も流れ、その経緯について18年10月の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。

 ちなみに渡部だが、一部では不倫に激怒しつつも離婚を望まないという佐々木が、渡部に対し「“奴隷化”を指令する」という内容が報じられている。

 不貞を犯し、その罪の重さと“連れ合い”の大切さに気付いた2人の夫と妻。騒動に先立ち矢面に立った佐々木と太川からすれば、ある程度の“禊”を要求してもやむを得ないだろう。

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