1日あたりの感染の確認が30人以上となるのは先月14日以来、19日ぶりとなった。
「先月末に東京は緊急事態宣言を解除。飲食店の営業などを緩和して6月1日から『ステップ2』に移行したばかり。にもかかわらずの感染者急増で『東京アラート』の発動も検討され始めている」(都政担当記者)
そんな中、間もなく迎えるのが任期満了に伴う東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)。
同知事選にはすでに新党「ホリエモン新党」から「NHKから国民を守る党(N国)」の立花孝志党首(52)、元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)、熊本県の小野泰輔副知事(46)が出馬を表明。
実業家・堀江貴文氏(47)、「れいわ新選組」の山本太郎代表(45)らの出馬が浮上している。
「民間の調査会社によると、小池氏の支持率は3月から20ポイント近くアップし、7割に近づいてしまった。現状では都知事選では圧勝するとみられているが、アラート発動で外出を自粛させれば自然と投票率が下がり、さらに勝利が確実なものになるだろう。もともと、“操作疑惑”がある感染者数だけに、知事選告知前の人数が注目される」(全国紙政治部記者)
そうなったら、盛り上がりに欠ける都知事選になりそうだ。