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新卒採用活動に異変発生! 企業が導入を進めるオンライン面接

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提供:週刊実話

 新型コロナウイルス感染拡大によって、企業の新卒採用活動に大きな影響が出てきている。

「コロナが長期化しそうなため、ビデオ通話などを利用したインターネット上で行われる『オンライン面接』を導入する企業が急増しています」(人材コンサルタント)

 2022年春卒業の新卒採用試験の解禁日は、6月1日となり、目前まで迫っている。ある大手企業の人事担当者は語る。

「当初、緊急事態宣言はゴールデンウイーク(以下、GW)までと見込んでいたので、面接に関してはGW明けに一斉に再開する予定でした。しかし、4月半ばくらいから雲行きが怪しくなり、オンライン面接の導入も検討せざるを得なくなりました」

 さらに人事担当者の頭を悩ませているのが、学年の始期を5カ月遅らせる「9月入学・新学期制」だ。新型コロナによって学校の休校が長期化する中、学校や家庭で学習格差が生じているため、全国知事会が政府に導入を検討するよう要請。ただ、社会に幅広い影響を及ぼすことになるため、一部では「安易に導入するべきではない」という意見もあり、物議を醸している。

「9月入学が導入されるとなると、今までの新卒採用ルールは全く意味をなさなくなります。導入されなかったとしても、新型コロナ以前よりも新卒採用の時期については広がる可能性が高い。従来通りのスケジュールで選考を進めることは、おそらくできなくなります」(同)

 オンライン面接の導入は新卒だけでなく、中途採用にも波及しそうだ。しかし、転職希望者には悪い話ではない。

「基本的にどの企業も面接試験は平日の日中。会社を休まざるを得ない人が多かったと思います。オンライン面接が導入されれば、日時や場所の制約が緩くなり、気軽に転職活動を行えると思います」(前出の人材コンサルタント)

 オンライン化に対応しなければ就職できない時代が、すぐそこまで来ているようだ。

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