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黒川検事長の報道で思い出される西武・東尾の“賭け麻雀” 不祥事の影響で殿堂入りも逃し続けた?

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東尾修氏

 21日発売の『週刊文春』(文藝春秋社)が報じた、東京高検・黒川弘務氏の“賭け麻雀疑惑”。緊急事態宣言下に東京都内で金銭を賭けて麻雀をしていた疑いがあるとの報道を受け、ネット上でも「賭博罪に当たるのでは」と波紋が広がっている。

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 また、ネット上には今回の一件を受け、過去に賭け麻雀が問題視された人物を思い出したという声も複数見受けられる。中でも特に多く名前が挙げられているのが、元プロ野球選手・監督の東尾修氏だ。

 現在は娘の東尾理子や娘婿の石田純一、孫の理汰郎くんとイベントに出演することもあるなど、良いおじいちゃんというイメージが定着している70歳の東尾氏。その東尾氏が賭け麻雀で問題となったのは、現役時代の1987年オフのことだった。

 当時西武に所属していた37歳の東尾氏は、同年に「15勝9敗・防御率2.59・85奪三振」といった成績を残しチームの3年連続パ・リーグ優勝、2年連続日本一に貢献。リーグMVPも受賞するなど、個人、チームともに最高のシーズンを過ごした。

 しかし同年オフ、東尾氏が無免許営業の雀荘で賭け麻雀をしていたことが発覚。東尾氏は書類送検され不起訴にはなったものの、球団からは「半年間の出場停止+2500万円の減俸」という重い処分を受けた。なお、東尾氏はこの件について会見を開き「全て私の不徳の致すところ」と謝罪しているが、その中では暴力団関係者が同卓していたことも明かしている。

 処分を受けた東尾氏は心を入れ替えたのか、オフシーズンは例年欠かさずに行っていたゴルフを絶ち、自主トレ先の沖縄で走り込みを重ねるなど徹底的にトレーニング。しかし、慣れない調整で調子が狂ったのか、翌1988年シーズンは「6勝9敗・防御率4.85・30奪三振」と成績が大幅に下落。同シーズン限りで現役を引退したため、賭け麻雀が引退の引き金を引いた形になった。

 引退後、東尾氏は野球解説者として活動した後西武(1995-2001)の監督を務め、在任中に2度のリーグ優勝を達成。2010年には野球殿堂入りを果たしたが、当時は賭け麻雀問題がなければもっと早く殿堂入りできていたのではとの見方もあった。

 前身球団も含めライオンズ(1969-1988)一筋で20年間の現役生活を送り、「251勝247敗・防御率3.50・1684奪三振」といった通算成績を残した東尾氏。しかし、賭け麻雀をしていなければ、もう少し長く現役生活を送れていたのかもしれない。

文 / 柴田雅人

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