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大戸屋HDが2万5000円券バラマキ…コロワイドと繰り広げる“食事券抗争”

「かっぱ寿司」や「牛角」など、16の外食チェーンを傘下に収める外食大手コロワイドが、定食チェーン「大戸屋ごはん処」を経営する大戸屋ホールディングス(HD)の乗っ取りに動き出した。

 コトの発端は、大戸屋HDの創業者・三森久実氏が2015年に死去したことだ。その死によって会社を継いだのは従兄弟の窪田健一社長で、三森久実氏の長男・三森智仁氏は窪田社長ら経営陣と対立し、16年には大戸屋HDの取締役を辞任。それに伴い、創業家は昨年10月に株式(約19%)をコロワイドに売却した。

「筆頭株主になったコロワイドの野尻公平社長は『大戸屋HDに対するM&Aを視野に入れている』と公言していた。そして、大戸屋HDの株主総会(6月25日に開催)で、取締役12人のうち7人をコロワイド側から派遣する株主提案をすることを発表したのです。この株主提案には、三森智仁氏の取締役就任案も含まれている」(経済ジャーナリスト)

 コロワイドは大戸屋HDの株主を対象に、コロワイドグループ入りの賛同を募るアンケートを実施している。

「アンケート回答者には、コロワイドグループで使える3000円相当の食事券を送付したんです。結果、9割を超える賛同を得られました」(フードプロデューサー)

 大戸屋HDはコロワイドに対抗して、株主に「新型コロナウイルスの拡大の状況を踏まえ、当社の定食を弁当として賞味頂き、心と体の健康に資する」という名目で2万5000円相当の食事券を贈ることを決定した。

「大戸屋は以前から、500株以上を保有する株主には6500円相当、3年以上保有すれば7500円の食事券を配布していたんですが、コロワイドのM&Aを受けて、さらに2万5000円相当の弁当券(兼食事券)を贈る(100株以上の株主にも2500円相当)。これにコロワイドが、どんな手を打ってくるか。“食事券抗争”が注目されています」(前出の経済ジャーナリスト)

 6月の株主総会まで抗争はエスカレート?

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