「もともとの相場は1箱50枚入りのもので税込み600円台から700円前後だったのがコロナの感染拡大で急騰。なんと、安くても1枚65円ほどで、1箱50枚入りが3300円ぐらい。おまけに、ネットで注文しても届くのは2〜3週間後。そうなったのも、中国がマスクの輸出を制限していたからなんです」(大手ドラッグストアチェーン関係者)
しかし、先月に入って中国が輸出を解禁すると、大量のマスクが連日輸入され始めたちまち価格も大暴落。事態が一変したという。「価格が1箱50枚入りで3000円を切るようになり、注文から数日で手元に届くようになりました。徐々に店頭にも並ぶようになりました」(同)
マスクの通販価格比較サイト「在庫速報.com」によると、4日夕方時点で最安値の単価は1枚32円からでGWにも出荷予定の販売サイトが続々と登場している。
全国各地のドラッグストアなどで巻き起こった“マスク争奪戦”では、客が店員の殴る傷害事件が多発。
さらに、大手企業・シャープが生産・販売する決して安くはないマスクの通販サイトにアクセスが殺到しパンクしたほど。
しかし、今後は「STAY HOME」していても当たり前のようにマスクが手に入ることになりそうだ。