本作は安達が本人役として出演する、ノンフィクションとフィクションが入り交じった異色のドラマである。女性雑誌の連載企画のために毎号一つ私物を捨てることになった安達が、擬人化した私物とその過去と向き合い、手放していくというストーリーだ。
本作では毎週ゲストとして、俳優・女優やタレントが出演している。18日に放送された第1話では貫地谷しほりが“安達の代表作のDVD”役として出演し、25日に放送された第2話では臼田あさ美が輪ゴム役、戸塚純貴がレジ袋役として出演した。
“捨てられない物”が擬人化するというシュールな世界観と、物が捨てられない主人公“安達”に対して、視聴者からは「物が“捨てないで!”って言う映画とかドラマはあるけど、物が擬人化して“私を捨てて”って言う世界観は斬新。自己紹介とかしちゃうくだりもシュールで好き」「私も思い出が詰まっている物とか捨てられないタイプ。捨てるときに色々思い出しちゃうし、捨てるのって案外難しいことだよね」「2話で出てきた輪ゴムとレジ袋、いつか使うって思って捨てられないの超分かる(笑)」と好評の声や共感の声が集まっている。
「“物を捨てられない”という声がある一方で、安達が私物とその思い出と向き合って、捨てていく姿を見て、『安達さん見て捨てるのも悪くないって思えた。今、自粛期間中でやることないし、大掃除の真っ最中だよ~。物が減るってかなり気分いいね』『安達さんが作ってた“バイバイリスト”作ってみた!気持ちもスッキリするし、やる気も起きるからおすすめ』という、物を手放すことに意欲的な声も集まっています」
「現在は新型コロナウイルスの影響で自宅待機する人が多いことから、部屋の大掃除に励む人が増えているようです。本作もその後押しに一役買っているといえるでしょう。今の時期だからこそ、見てほしいドラマですね」(ドラマライター)
果たして、本作では今後どのような私物が登場するのだろうか。安達の思い出との向き合い方や、出演ゲストにも注目していきたい。