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トイレで放火、店員に頭突き…パチンコ店の客が起こしたありえない事件

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画像はイメージです

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令で、営業自粛要請が出たものの、一部店舗がそれを無視する形となったパチンコ店。
 事実上ギャンブルであることから、依存症に陥る人も存在し、新型コロナウイルス感染拡大の不安があるにもかかわらず、営業を続ける店舗に人が集まり、世間を驚かせた。そんなパチンコにハマった人々が、ありえないような事件を起こすことも。

 今回は、そんなパチンコ店で起こした客の異常行動を紹介したい。

・負けた腹いせに頭突き
 北海道札幌市豊平区で、緊急事態宣言発令下で外出自粛要請が出されていた今年4月23日、33歳会社員の男がパチンコ屋に入店。数万円負けた後、玉を入れる箱をゴミ箱に捨てた。
それを20代の店員が注意すると、男は逆上し、顔にヘッドバットし、暴行の現行犯で逮捕された。警察の取り調べに対し、「カッとなってやってしまった」と話しているという。パチンコ店に行かなければ、カッとすることもなかったはずだが…。

・放火
 今年3月6日、埼玉県行田市のパチンコ店で、トイレの個室から煙が出る事件が発生。客が発見し直ちに店員が駆けつけると、トイレットペーパーに火がついており、消し止める。幸い壁が焦げるなどしたが、けが人などは出なかった。
犯人は逃走したが、防犯カメラから同市内に住む56歳の男の犯行であることが判明。同12日に現住建造物等放火未遂罪で逮捕される。一歩間違えれば大惨事となった放火の理由は、「パチンコで負けた腹いせ」とのこと。そして、「店を燃やすつもりはなかった」とうそぶいたという。

・スロットの台を壊す
 今年1月30日、佐賀県武雄市のパチンコ店で、スロットの当たりが来ないことに苛立った51歳無職の男が、スロットの台を何度も叩く行動に出る。
 すると液晶の画面が消え、音も無音に。おそらく相当強い勢いで叩いたものと思われる。結局、男は器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。警察の取り調べに対し、「壊れるほどは叩いていない」と、壊れたにも関わらず意味不明な供述をしたという。実際に壊しているのだが…。

 グレーゾーンということもあり、一部からその存在を問う声もあるパチンコ店。大半の店は要請を受けているため、業界に処罰はあり得ないが、その存在が社会にどのような影響を与えているのか、検証する必要がある。

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