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42歳男、マスク購入のルールを守らず注意され店長に暴行 相次ぐドラッグストアでの事件に怒りの声

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画像はイメージです

 5日午後、静岡県磐田市のドラッグストアで、店員に暴力を振るったとして、傷害の疑いで42歳の男が逮捕されたことが判明。その行動に怒りと呆れの声が相次いでいる。

 逮捕されたのは42歳製造工の男。磐田市内のドラッグストアでマスクを求める列に並び、購入すると、一旦外に出て再度店に入り、マスクを買おうとした。同店は「1人1回」のルールを設けていたため、様子を見た店長が注意を与え、退店を促す。すると、男は激昂し、店長を押し倒すなどして、軽傷を負わせた。

 この行動に、「マスクを買い占めようとした上、断られて暴行。最低の極み」「一度買ってまた買おうとする神経がわからない。それを咎められたら暴行なんて、人間として恥」「ルールを守れない人間などマスクをする資格がない」と怒りの声が相次ぐ。

 また、「マスクは人に感染させないためにするもの。多くの人に行き渡った方が、効果がある。1人が買い占めても何の意味もない」「マスクを並ぶ列にいる方が濃厚接触で、感染リスクが高い。マスクは万能ではない」などの意見も。

 さらには、「こういう事件を見ると布マスク配布は有用と感じる」「アベノマスクとか散々バカにされたけど、繰り返し使えるマスクの配布は不要なトラブルや事件を回避する意味でも有効ではないか」と安倍晋三首相が布マスクを全世帯に配布する方針を表明したことを評価する声が相次いだ。

 マスク購入を巡るトラブルは相次いでいる状況。店員や並んでいる別の人間に暴力を振るう事件や、事件化していない場合でも、ドラッグストア店員に「マスクを出せ」などと恫喝するケースも報告されている。

 新型コロナウイルス蔓延に悩むアメリカやヨーロッパ諸国がマスクの有用性を認め、着けることを推奨。世界的な需要の高まりを見せているが、供給の方は追いついていないのが現状だ。マスクを買いたい気持ちが強くても、1人が買い占めては意味がない。国民全体に行き渡るよう、個々の配慮が必要だ。

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