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高須院長、都民に観光呼びかけた石川県知事に「何もわかってない」 ネットからも「危険すぎる」の声

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高須克弥の公式Twitterより httpstwitter.comkatsuyatakasu

 1日、石川県の谷本正憲知事が東京都民に向け、「無症状の人はお越しいただければ」と発言したことについて、高須クリニックの高須克弥院長がTwitterで苦言を呈した。

 事の発端は、谷本知事が、3月27日の記者会見で新型コロナウイルス感染拡大防止のため、東京都が外出自粛要請を行ったことについて、「自粛生活を続けるのは人間として耐えられない部分がある」「どこかで息抜きをしたいという気持ちがあれば、無症状の人は石川県にお越しいただければ。新幹線もあり、2時間半で来られる」と呼び掛け、兼六園の無料開放などの措置を公表したこと。また、同県では感染者が一定程度に収まっているとして、対策をした上でイベントを再開する方針も示した。

 発言の意図は、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける観光関連業者などを考慮し、石川県の経済を底上げするためのものと思われる。それだけに地元からは歓迎の声もあったが、東京やニューヨークなど感染者が増加の一途をたどっているだけに、「この状況で来県者を増やすべきではない」「無症状と言っても感染している可能性はある。むやみな人の往来を増やすことは石川県の感染者を拡大しかねない」と、批判も根強く上がっていた。

 この件について、新型コロナウイルスについて早い時期から警鐘を鳴らしていた高須院長は1日、自身のTwitterで「何にもわかっていない」と涙の顔文字でツイートし、谷本知事の対応をバッサリと斬る。

 そして、一部ネットユーザーからも「危険過ぎる。イタリアの例を知らないのか」「感染者が全国に広がっていくことは最も避けねばならないこと」「武漢肺炎が蔓延し始めた時、日本の知事や野党議員は『観光業を守れ』と言った。あの時、中国人の入国拒否をしていれば平和だった。同じことを繰り返している」と高須院長に同調の声が殺到する。

 ただし、「石川県の措置で救われた(気持ちになった)都民もいた様子。悪と決めつけるのはどうなのか」「知事の気持ちも理解できる」とする声も出た。様々な意見が上がっているが、現在は経済よりも人命を脅かすコロナウイルスを「全国に蔓延させない」ことが急務。それだけに高須院長の発言に同調するネットユーザーは多かった。

記事の引用について
高須克弥のTwitterより https://twitter.com/katsuyatakasu

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