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千葉ロッテ・鳥谷敬「三塁レギュラー」獲得の密約情報

“カモメの鳥谷”がデビューした。阪神から移籍した鳥谷敬内野手(38)が3月17日に行われた巨人二軍との練習試合で「3番・ショート」でスタメン出場し、3打数1安打を放った。守備でもブランクを感じさせない軽快なフットワークを見せ、関係者を驚かせていた。モチベーションが高い理由とは?

「巨人との二軍デビュー戦には、関西地区のメディアもたくさん取材に来ていました。元阪神ゆえ、千葉ロッテの鳥谷は関西地区でもグッズが売れそうです」(チーム関係者)

 手薄な二遊間のオブザーバー、若い内野陣の牽引役に…。2000本安打を達成したレジェンド・鳥谷に対するロッテファンの期待は高い。しかし、開幕直前での緊急獲得となった鳥谷に与えられた役どころは、そんな小さなものではなかった。「三塁でのスタメン」。鳥谷はレギュラーを予定して獲得されたのだった。

「昨年末、各球団が契約更改に追われていた頃、何度も『鳥谷の移籍先が決まった』という情報が流れました。阪神の同僚たちも喜んでいましたが、『正式発表はまだ先になる』という話が出て、そのまま破談になったようです」(取材記者)

 千葉ロッテは移籍先として、早くから本命視されていた球団だ。井口資仁監督(45)とは学生時代から師弟関係にあるためで、複数の関係者が昨年12月時点での接触を認めていた。

「在京セ・リーグ球団とも接触しています。間違いありません」(ベテラン記者)

 千葉ロッテと在京セ球団を天秤に掛けていたのか…。だとしても、3月半ばでの契約はあまりにも遅すぎる。ここで鍵になるのが、鳥谷の代理人の存在だ。その代理人がレギュラー選手級の年俸を要望していたという。

「高額年俸が鳥谷の意思であったかどうかも不明です。ただ、鳥谷に興味を示した球団は『これ以上は出せない』で、交渉は前進しませんでした」(前出・関係者)

 鳥谷のロッテでの年俸は1600万円(推定)。到底、代理人を名乗る人物を納得させる額ではないが…。

「今オフ、ロッテはかなりの補強をしましたが、心配なのはサードのポジションです。レギュラーのレアードは昨季前半戦こそ絶好調で計32本のホームランを打ちましたが、8月以降は3本だけ。打率も2割4分8厘に終わりました。後半戦のままならヤバイと井口監督は思っています」(同)

 レギュラー三塁手の可能性を伝え、改めて鳥谷サイドと交渉したのが真相だ。

 昨季の鳥谷も打撃不振だったが(2割7厘、本塁打0)、それは不慣れな代打出場によるものだ。1発の脅威はないが、走者を置いた場面でのいやらしさは健在。「サード・鳥谷」が、古巣の前に立ちはだかる!?

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