この日、番組では今月15日に所属事務所を退所する予定のお笑いコンビ・TKOの木下隆行について取り上げた。パワハラ疑惑が報じられていた木下だが、その後仕事が激減し、昨年はボランティアに行ったり、年末は四国でお遍路をしていたことが紹介されると、番組に出演していた松嶋はゲラゲラと笑い始め、「お遍路はちょっと私、想像つかなくって」と言い、木下が自転車でお遍路をしたことが明かされると、「そういう天然なところがあって。天然なところ持ってんの。一生懸命やってんねんけど」と笑い続けていた。
しかし、松嶋といえば、かつて中島知子とお笑いコンビ・オセロとして活躍し、TKOと同じく松竹芸能に所属していたが、07年9月に個人事務所を設立し、移籍。オセロの仕事は松竹芸能を通じて行っていたものの、11年にはオセロが活動休止となり、13年には中島が起こした洗脳騒動などにより中島は松竹芸能との契約が解除に。その後、解散となっていた。
事務所も同じで、かつ境遇も似たところのあるオセロとTKOだが、笑ってばかりで突っ込んだ話を避けていた松嶋に視聴者からは、「自分の相方の話はしないの?」「松嶋も相方絡みでいろいろあったんだから坂上もそこ突っ込めばいいのに」「オセロにまったく触れないのは違和感だわ」という声が集まってしまっていた。
「1日放送の『MBSヤングタウン日曜日』(MBSラジオ)では、笑福亭鶴瓶が中島の近況について大分でスナックをしていると明かした。騒動を起こした占い師とはいまだに一緒にいるようで、話題にもなっていました。しかし、松嶋はかたくなに中島については言及せず。自身の体験を踏まえて今回の騒動を分析しても良さそうなものですが、自身のことについて触れることはありませんでした」(芸能ライター)
解散からすでに数年が経っているが、もはや松嶋にとってオセロは触れられたくない過去になってしまったのかもしれない。