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蝶野正洋の黒の履歴書 ★カルロス・ゴーンは海外逃亡を後悔する

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提供:週刊実話

 最近、報道が少ないようだけど、レバノンに逃亡した(カルロス)ゴーンさんは大丈夫なのかね?

 俺は年末年始にヨーロッパ旅行をしていたから、ゴーンさんが逃亡したことは海外で知った。日本では「保釈金が安かった」「日本の保釈ルールが国際基準とズレてる」という報道も多かったけど、海外メディアでは「犯罪者が逃亡した」という扱いで、ゴーンさんを厳しく批判していた。

 実はどこの国も同じような企業犯罪や脱税事件があって、犯人が国外逃亡するケースはよくある話なんだよ。だから、各国政府からしてみたら、逃亡というのは重罪だし、絶対に許さない。こういう逃走犯を許してしまうと、自分たちが抱えている事件でも、犯人を同じように逃してもいいじゃないかということになってしまうからね。

 それに、ゴーンさんがいくら会見を開いて「日本の司法が悪い」「自分が外国人だからひどい扱いを受けた」と自分の正当性を主張しても、だったらなんでそれを日本で主張しないんだ、ということになる。日本での犯罪だから、日本の法律とぶつからないといけないのは、国際的にも当たり前の考えなんだよ。

 それでも海外逃亡を成功させたゴーンさんは「してやったり」とか思ってるのかもしれない。だけど、逃亡によって彼は、もっと危険な状況を招くことになると思う。

 まず、レバノンの内情がよくない。反政府デモが頻繁に起こってるし、金融危機も起きている。どんなに銀行に預金があっても週に数百ドルしか現金が下ろせないみたいじゃねーか。そんな経済状況が悪いところに金持ちが逃げてきたら、国民だっていい感情を持たないよ。そもそも、政府や関係者はゴーンさんを受け入れてはいるけど、彼が持ってるカネ目当てなのかもしれない。

★ゴーンはカネ持ってるだけの“小柄なおじさん”

 まして中東情勢は不安定だから、犯罪組織に誘拐されて人質になってしまう危険性もある。ゴーンさん、箱に入って逃亡できるぐらい小柄なんだから、段ボールにでも入れて運び出せば、簡単に誘拐できるだろ? 悪い人たちからしたら、最高の獲物だよ。

 タイミング悪く世界情勢もキナ臭くなってるから、政治的な面で利用される可能性もある。その辺のことを考えたら、ゴーンさんは日本にいるときよりも確実に危ない状況に身を置いていることになる。

 だから、今の状態は1年も持たないと思う。ゴーンさんに、何か危険なことが起きる気がするね。

 そしたら、また逃げないといけなくなるけど、たとえうまく逃げられたとしても、表に出たら狙われる危険性があるから、身を隠して生活しないといけない。ゴーンさんはもう肩書もないし、会社も国も守ってくれない。ただカネだけ持ってる“小柄なおじさん”でしかないんだから。

 日本だとそんな危険もないし、保釈中であればしっかりしたマンションに住めて好きなメシだって食えてたのにな。さすがにゴーンさんも、逃亡したことを後悔するときが来ると思う。

 そしたらまた箱に入って、日本に帰ってくるんだろうな。

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蝶野正洋
1963年シアトル生まれ。1984年に新日本プロレスに入団。トップレスラーとして活躍し、2010年に退団。現在はリング以外にもテレビ、イベントなど、多方面で活躍。『ガキの使い大晦日スペシャル』では欠かせない存在。

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