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原監督が追い求める理想のリリーバーは「背番号47」

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原辰徳監督

 巨人・原辰徳監督の「背番号のシャッフル」が止まらない。3度目の指揮官就任となった昨年は17選手を、19-20年オフも13選手の背番号を変更させている。成長著しい若手の背番号が若くなるのは“期待の大きさ”でもあるが、原監督は「ある背番号」に強いこだわりを持っているという。「47番」だ。

 「昨季、背番号21だった吉川光夫(現日本ハム)を47番に変更する時、直接話をしています。原監督は『是非、つけてください』と言って」(球界関係者)

 原監督の描く理想の47番は、山口鉄也(現・三軍投手コーチ)だ。クローザーに繋ぐセットアッパーとして通算273ホールドを挙げた左腕だが、原監督の第二期政権とも重なる08年から16年まで60試合以上に登板し続けた鉄腕でもある。

 47番を託された吉川にも期するものがあった。しかし、その期待に応えられず、昨季途中トレードで放出されてしまった。現在、その47番を継承しているのが、吉川との交換トレード(複数トレード)で巨人にやってきた藤岡貴裕だ。同じ左腕投手だが、藤岡は二軍スタートとなっている。

 原監督の「47番=強い中継ぎ左腕」という思い入れは変わっていないそうだ。

 「藤岡は千葉ロッテでプロ野球人生をスタートさせ、巨人が3球団目。彼が日本ハムにトレードされた時もそうでしたが、どの球団の二軍首脳陣が言うんですよ、『もったいない。凄い素質があるのに』って。巨人も藤岡の素質を惜しんで、交換要員として指名しました」(前出・同)

 しかし、藤岡は昨季、2試合しか一軍のマウンドを踏んでいない。原監督による背番号のシャッフルで別番号になるとの予想もされていたが、そうはならなかった。

 「藤岡にも期待しているのでしょう。原監督の理想は、左の安定したセットアッパーを作って、最後のクローザーに繋ぐ継投策です。藤岡の復活はファームのコーチ陣に託し、このキャンプでは左右に関係なく、強い中継ぎ投手を見出そうとしているようです」(スポーツ紙記者)

 キャンプ序盤のブルペンを見る限り、「調整が順調そうなリリーバー」は、中川皓太、田口麗斗、高木京介、そして、ベテランの大竹寛といったところ。新加入のビエイラの投げるボールは本当に速いが、外国人選手の試合出場登録枠の関係で二軍スタートとなる可能性も高い。また、関係者によれば、原監督は昨季途中に獲得したデラロサをクローザーに置く布陣で臨むという。だが、シーズンを通してクローサーを務め上げた経験はなく、不安要素も多い。

 「昨季同様、巨人の救援陣は総動員になるのでは?」(前出・スポーツ紙記者)

 投手陣が整備された広島、阪神、絶対的なクローザーを持つDeNA。原巨人に「真の47番の継承者」が出現しない限り、厳しい戦いが続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)

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