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“鬼門”日本テレビ日曜ドラマに名乗りを上げた中村倫也のカメレオン俳優魂

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提供:週刊実話

 新年早々、演技派俳優として出演オファーが絶えない中村倫也(33)の選択にドラマ関係者がザワついている。なんと、ドラマ制作においては“二流”のそしりを免れない日本テレビのオファーを受けたのだ。

「カメレオン俳優の異名を誇る倫也は、それこそ、あらゆるキャラクターを完璧に演じられることから物凄く評価が高い。でも、意外なことに彼は地上波GP帯の連続ドラマで主演を務めた経験がないんです。NHK、テレビ朝日、TBSなどが主演ドラマ企画を手に所属事務所に日参していた」(芸能プロ関係者)

 そんな中村が初の主演ドラマにチャレンジするのが、日テレの2020年4月期に放送予定の日曜ドラマ『美食探偵〜明智五郎の挑戦〜』(仮題)。人気漫画家・東村アキコ氏の同名作品『美食探偵 明智五郎』を実写化したもの。

 物語は表参道に探偵事務所を構える明智(中村)が、依頼される難事件に対し美食を交えながら解明していく。ヒロインは若手女優として注目の小芝風花。そして、劇団EXILEの佐藤寛太、小池栄子らが脇を固める布陣という。

 それにしても、一部業界関係者から「日テレの日曜ドラマは鬼門」の声が上がっているにも関わらず、中村はなぜ仕事を受けたのか。

『日曜ドラマ』枠は’15年4月に創設され、最近では『今日から俺は!!』、『3年A組―今から皆さんは、人質です―』、『あなたの番です』など話題作が続いていた。今年1月期は横浜流星と清野菜名がW主演の『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』。制作は系列の読売テレビが初めて請け負っている。

「働き方改革と制作費削減を目的に、読売にチャンスを与えたんですが、その後にドラマを制作する若手局員らが猛反発。中には『他社に移籍する』と宣言するスタッフまで現れた。結果、日テレ上層部はこうした声に押される形で4月期から再び自局制作することにしたわけです」(編成関係者)

 不吉なことに、昨年10月から放送された賀来賢人主演『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』は平均視聴率6.9%とコケている。

「実績のない読売が制作する『シロでもクロでもない――』も視聴率的に苦しい戦いを強いられるのは確実です。タイトルが長いドラマはヒットしない、というジンクスもある。3〜4%台が正直な感想です」(同)

 しかも、日テレの日ドラ枠は制作費が安いことでも有名だという。

「今回、中村サイドは1本150万円〜のギャラで受けています。なんでも東村作品の大ファンだったことで、事務所の反対を押し切って受けたという噂です…」(放送作家)

 カメレオンの本領発揮?

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