堂林の妻は、いわずと知れた元TBSアナウンサーの枡田絵理奈さん(29)で、広島市内の病院で3420グラムの男の子を出産。母子ともに健康だという。
出産に立ち会ったという堂林は「子どもの顔を見て、やらないといけないという気持ちになった」と語っている。
“広島のプリンス”として、カープ女子にナンバー1の人気を誇っていた堂林と、TBSの人気ナンバー1だった枡田さんは昨年12月25日に結婚。今年5月に妊娠を発表した枡田さんは、6月18日付でTBSを退社。堂林のサポートに徹するとともに、出産に備えていた。
“将来の大器”としての期待が高い堂林は、1軍デビューとなった12年には、野村謙二郎前監督の育成方針のもと、全試合(144)に出場し、14本塁打45打点、打率.242の成績を残し、非凡な長打力をかいまみせた。
だが、今季は緒方孝市新監督の実力主義の方針のもと、なかなかチャンスがもらえず、2軍暮らしが長く続いた。9月11日に、今季3度目の1軍昇格を果たしたが、その成績(同25日現在)は、わずか28試合の出場で、56打数12安打2打点、打率.214と低迷。本塁打は0で、自慢の長打力も発揮できていない。
自己ワーストのシーズンを終えることになり、来季は年俸2000万円(推定)から減俸となるのは必至の情勢。扶養家族も増えただけに、その生活も大変だ。
1度は三塁のポジションを獲った堂林だが、それも過去の話。来季はいよいよ崖っぷちで臨まなければならなくなった。
(落合一郎)