新作映画『アーサー』でラッセルと共演しすっかり仲良しになったヘレン、しかし撮影に入る前は心配でしょうがなかったという。その理由として、以前にも一緒に仕事をしたことがあったが、ラッセルのことをよく知らなかったからとスタイル誌で語った。
「恐怖に陥れられて、飛び上がっちゃったわ。それってほとんどラッセルのせいだったの。私達は『テンペスト』で一緒に仕事したけど、今回の作品に至るまで、あまり一緒に過ごしたことがなかったの。ラッセルってけっこう怖そうな人じゃない」
ラッセルの奇抜さに緊張していたというヘレン、隣に並ぶことで自分が「月並みに」見えるのではないかと心配したが、再会して「恋に落ちてしまった」らしい。
「彼って本当に素晴らしくて、まったくロックンロールなのよ。彼の隣に立っていると自分がとてもつまらない凡人に感じるわ。だからけっこう怖かったの。それに最先端のモダンコメディっていうのが、あまり得意じゃないの。でも、この映画のミーティングで彼がすごく賢くて魅力的な人なんだって気付いたの。それで恋に落ちてしまったのね」
以前にもヘレンはラッセルの悪いオトコという評判に不安を感じていたと話していたが、実はラッセルの方も大先輩のヘレンに出会うことについて同様に恐れていたとコメントしていた。
「ヘレンに会う前はビビっていたよ。そのせいで変な話し方になっちゃってさあ。呼吸の仕方さえも変わっちゃったみたいにね」