エメラ・ントゥカは今後のリクアラ沼沢地近辺で目撃され、非常に大きな体で四足歩行し、鼻先にサイのような一本角とワニのような太く長い尾を備えているという。水辺を好む半水生で植物食だが気性が非常に荒く、角の一突きでゾウをも殺してしまうと言われており、エメラ・ントゥカは現地の言葉で『ゾウを殺すもの』の意味がある。比較的広範囲で目撃されているようで、『チペクウェ(悪神獣の意)』や『アセカ・モケ』『ンガンバ・ナマエ』等、周辺地域に住んでいる多数の部族に恐れられ、部族ごとに別々の名前で呼ばれている。
20世紀初頭、アフリカに駐留していたイギリス人等が得た情報をまとめると、既に白亜紀に絶滅した角竜セントロサウルスに酷似していると考えられているが、セントロサウルスは勿論、角竜類は北米大陸でしか化石が発見されていない。そのため、離れた地域から迷い込んだ大型のサイを誤認した可能性もあるとされている。
しかし、真偽は不明であるがこちらの写真のような画像が出てきているのも事実。アフリカのジャングルの奥には未だ我々が知らない大型生物が生息しているのだろうか?
(山口敏太郎事務所)