search
とじる
トップ > スポーツ > 巨人・原監督のバント策に「敗退行為だ」と批判 菅野の投球にも深刻影響? 強打の大城に打たせなかったワケは

巨人・原監督のバント策に「敗退行為だ」と批判 菅野の投球にも深刻影響? 強打の大城に打たせなかったワケは

pic pic

原辰徳監督

 30日に行われ、巨人が「1-2」で敗れた広島戦。巨人・原辰徳監督が試合中盤に見せた采配が物議を醸している。

 問題となっているのは、「0-1」と巨人1点ビハインドの4回裏でのこと。この回攻撃の巨人は広島先発・大瀬良大地から無死一、二塁のチャンスを作ったところで、「.269・15本・45打点」(試合前時点)といった数字をマークしている大城卓三が打席へ。ただ、原監督は得点圏打率(.220/同)が低いことを考慮したのか大城に送りバントを指示し、後続の岡田悠希(試合前打率.150)、吉川尚輝(.265)、菅野智之(.214)で得点を狙う選択をとった。

 大城は送りバントを成功させ1死二、三塁とチャンスを広げたが、岡田が二ゴロに倒れ2死二、三塁となると、広島側は吉川を申告敬遠で一塁へ歩かせ2死満塁で投手・菅野との勝負に持ち込む。菅野は大瀬良のグラブを弾くゴロを放ち一塁へ全力疾走するも、二塁手・菊池涼介の好守備もあり際どいタイミングでアウトとなった。

 >>巨人・原監督、メンデスにブチギレ? 阪神戦序盤、マウンドでの表情に驚きの声「仏頂面で怖い」<<

 得点には繋がらなかった原監督のバント策について、ネット上には「原の謎采配のせいでチャンスが台無し」、「6番バントで投手込みの下位打線にかけるのは意味が分からない」、「わざわざ打力の低い打者で勝負するって…敗退行為だって言われてもおかしくないぞ」、「大城にバントさせるぐらい点取りたいなら菅野にも代打送れよ」といった批判が寄せられた。

 「今回原監督がバントを命じた大城は打力が持ち味の捕手ですが、得点圏打率は2割前半と今一つ。また、ここまでにはチームワーストの12併殺を喫してもいます。そのため、原監督は大城に打たせると併殺で2死三塁と一気にチャンスが萎むリスクがあると考え、送りバントで手堅く1点を狙いにいったのでは」(野球ライター)

 ファンから非難されている原監督のバント策だが、一部からは「スタミナ削られた菅野の投球も狂った」と指摘も。4回裏の菅野はアウトになった後に両手を膝につくなど全力疾走の疲れを見せていたが、直後の5回表に先頭・末包昇大に7号ソロを浴び失点。最終的にこの1点が響き巨人は試合に敗れているが、原監督のバント策が無ければ菅野の被弾も無かったのではという見方もあるようだ。

 30日の敗戦により、CSを争う3位・DeNAとの差が2.5ゲームに広がった巨人。試合後の報道では、原監督が大城にバントさせた理由について説明したとは伝えられていない。

文 / 柴田雅人

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ