西口氏によるとリミテッド時代、舞台裏で突然、陣内から張り手を食らったことがあったという。この件について陣内は、マジギレに至った背景を回顧。当時、レギュラーを外された番組に、リミテッドが後輩の手伝いとして呼ばれたことがあったそう。その本番では、陣内たちがチアリーダーの格好をして、舞台の下手から上手に「キャー!」と叫びながら走り抜けるだけの役目だったという。その一方、スタジオでは同期の中川家やケンドーコバヤシが、たくさんの笑いを取って活躍していたそう。そのため、陣内は「なんでこんなんせないかんねん…」と、屈辱を感じていたのだとか。そんな中、相方が舞台裏で他の芸人たちと仲良く談笑している姿を目撃し「お前、悔しないんか!」と激怒し、殴ってしまったそうだ。
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そんな陣内は過去、麒麟・川島明のラジオ番組で生放送中のマジギレ事件についても語ったことがある。
陣内によると過去、大阪の芸人が30人ほど集まる番組で、MCを任されたことがあったという。当時、陣内はMCとして一旗揚げたいと考えていたが、ひな壇芸人たちと芸歴があまり変わらなかったため、本番でまともに話を聞いてもらえなかったそう。また、一人がボケると周囲の芸人たちが次々とツッコミを入れて、内輪だけで盛り上がるなど、収拾がつかない状態になっていったとのこと。
そのため、ついに陣内は本番中にマジギレし、持っていた指し棒を芸人たちに向かってぶん投げたという。するとその指し棒が、ろくに喋っていなかった麒麟・田村裕のおでこに刺さってしまったのだとか。当時、川島は相方に刺さった棒を見て「これはアカン。ちゃんと気合い入れてやろう」と、危機感を抱いたそう。一方、陣内は「(棒が刺さって)あれはちょっと俺もビックリしたもんね。今思ったら逮捕されるよね。殺人未遂になる」と、笑いを交えながら振り返っている。
現在は多くのバラエティ番組で活躍する陣内。若い頃は芸人としての焦りもあり、怒りをあらわにすることもあったようだ。