search
とじる
トップ > 芸能ネタ > 【放送事故伝説】買った商品を「幻の海老」に? とんでもないヤラセ事件

【放送事故伝説】買った商品を「幻の海老」に? とんでもないヤラセ事件

pic pic

画像はイメージです

 人間と違い意思疎通の出来ない動物達はスムーズな撮影が難しい。そのため、ごく稀にだが、「禁断の果実」をかじってしまうテレビマンも少なくないという。

 2003年11月、日本テレビ制作のニュース番組「ニュースプラス1」にてヤラセが発覚し、大騒動になった事がある。当時、日本テレビは「番組プロデューサーが視聴率測定機などを持つ家庭に金銭を渡し、日本テレビの視聴を依頼する」という「日本テレビ視聴率買収事件」に揺れており、スキャンダルが多発していた中でのヤラセ事件であった。

 ある日、某番組のスタッフとレポーターは、伊豆半島に生息するという「幻の海老」についてのロケを行っていた。この幻の海老は脱皮したてで殻ごと食べられるという「かわり海老」という伊勢海老で、二日間のロケで捕獲する内容だった。ロケの結果、かわり海老は無事に捕獲されたのだが、実はこのかわり海老は、全て事前にスタッフが近くの店で買ってきたものだという事が後に分かったという。

 ​>>【放送事故伝説】「不幸をお祈り」発言で番組を降板したキャスター<<​​​

 結果的にヤラセに加担してしまった漁師は、ロケの最中にディレクターがカゴから出した海老を漁師に渡し、「これをリポーターに渡してください」とお願いされたのだという。漁師も特に疑問に思わなかった事から、リポーターに渡したのだが、その瞬間を「幻の海老捕獲」というシーンに使われたため、問題になったようだ。
 
 なお、かわり海老は、希少価値の高い海老である事は間違いないのだが、幻というほどではなく、1000匹の中に1~2匹は紛れ込んでいるため、漁師も「そこまで珍しいものではない」との事であった。

 本事件は、前述の「視聴率買収事件」と併せて、当時の新聞紙上でも報道されている。

関連記事

タグから探す


芸能ネタ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ネタ→

もっと見る→

注目タグ