芦田は、3歳で芸能界入り。2010年のドラマ『Mother』(日本テレビ系)での熱演で大きな注目が集まり、“天才子役”として名をはせた。以降は役者だけにとどまらず、歌手としても飛躍。歌手の登竜門といわれる『NHK紅白歌合戦』の最年少出場記録を更新し、トップクラスの女優として一目置かれる存在となった。
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数々の偉業を成し遂げる芦田は、学業でも優秀な成績を収め、その優れた頭脳を買われクイズ番組などでも引っ張りだこである。そんな芦田だけに、業界では当然のごとく、扱いも特別な上、共演を拒む相手がいてもおかしくはないだろう。一部では、芦田が俳優・鈴木福以外の人気子役との共演をNGとしていたと報じられ、なかでも女優・本田望結との不仲説は有名であった。
だが、その鈴木でさえもついに芦田が“共演NG”に指定してきたと、2022年12月の『週刊実話』(日本ジャーナル出版)が報じている。芦田同様、天才子役として人気を博した鈴木は、一足先に4月から慶應義塾大学に入学することが公になっていた。鈴木は、倍率10倍以上といわれる書類と面接によって合否が決まる“AO入試”を突破して合格を勝ち取った。
記事では、芸能人の大半がこの制度を利用して名門大学に入学していることに触れ、鈴木も高学歴タレントの仲間入りを果たし、「芸能人として晴れがましい未来が待ち受けている」と報じた。
だが、これに芦田サイドが難色を示していると、同誌はにらんでいる。近年、鈴木はバラエティー番組からオファーが舞い込んでおり、中でも群を抜いているのがクイズ番組だという。子役枠のギャラから一転、“慶應”のはくが付いたことで今後のギャラの大幅な増加が見込まれるとのこと。
「鈴木はかねて、芦田をライバル視しているともいわれており、これにインテリ俳優として鎮座する芦田サイドは一歩も譲る気もないのでは。“子役ブーム”だったその当時、バラエティ番組は子役をキャスティングするのが当たり前でしたが、芦田に限ってはピンでの出演が多く、別格感がありました。これに芦田サイドが、鈴木の快進撃に人気を奪われるのではと危機感を募らせ、警戒しているといった話も漏れ聞こえます。2人は2011年のドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)での共演で大ブレイクを果たし、『薫と友樹、たまにムック。』という役名のユニットで、主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』を同年4月に発表し、50万枚以上のヒットを記録。しかし、栄光の陰で子どもながらに確執が生じていたという話も。当時7歳同士だった2011年の『日刊ゲンダイ』(日刊現代)によれば、2人は『控え室に入ると黙り込んでしまう』といい、その理由に『これまで何度も顔を合わせてきたため、お互いウンザリしている』とのこと。周囲は、不仲のためにぎこちない笑顔が大映しになることで視聴者が興ざめとなることを危惧していたようです」(芸能関係者)
とはいっても、今に至るまで何度も共演する姿は確認できている。ただ、ぎこちない雰囲気は見ていて伝わることもしばしば。4月から同じキャンパスで学業と仕事を両立していく両者。インテリ俳優同士の共演が期待される中、今後の活躍に注目が集まる。