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三宅のジャニ退所でさらに募る井ノ原社長の不安材料

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 井ノ原快彦が「株式会社ジャニーズアイランド」の代表取締役に就任して、およそ5カ月が経過した。滝沢秀明氏の後任でスタートした“いのっち政権”。タレントとしては、元V6内ユニットの20th Century(井ノ原、坂本昌行、長野博)の音楽活動は続行しており、次期クールでは主演連ドラ「特捜9」(テレビ朝日系)シリーズのseason6がスタート予定。「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)の2代目司会も続いており、社長業と合わせて4足のワラジをはいている。

 ジャニーズアイランドは、ジャニーズJr.の育成やプロデュースを主としたジャニーズ事務所の傘下会社。前任の滝沢氏は、ジュニア時代からおよそ100人の仲間をまとめるリーダーシップで、抜群の信頼を得ていた。2代目の井ノ原社長も追いつこうと必死。昨年は、ジュニアたち全員と面談した。12月には20th Centuryのコンサートのリハーサル、明けて1月1日からは演出家デビューした舞台「JOHNNYS’World Next Stage」が開幕、2月にドラマの撮影開始と目が回るような忙しさだ。

 ​>>大集合したらガッツリ稼げそうなオジサンの元ジャニーズタレントたち<<​​​

 「面談では関東ジュニアたちの顔と名前を覚え、将来やりたいことなどは大まかに頭に入れたよう。ですが、タレント業と並行しながらの社長業。専任だったタッキー社長のような詰めた距離感でいられない現実もあります。来月には、ジュニアの22歳定年制がいよいよスタート。本格的にジュニアのリストラが始まるため、“四刀流社長”が抱える不安材料がさらに増えそう」(芸能ジャーナリスト)

 「JOHNNYS’World-」は、東山紀之とKinKi Kidsの堂本光一との3人体制で演出家業を分担した。トップの東山がブロックごとに分けて、それぞれが演出を受け持つパートを作り、最終的には主演ミュージカル「SHOCK」シリーズで主役・作・構成・演出も兼務している経験を生かした光一がまとめた。井ノ原は、東山と光一の中間に入る中和剤のような役割。ジュニアたちの気持ちに寄り添った。

 5月2日には、元V6の三宅健が退所。グループでは、21年の解散の直接的な原因となった森田剛に次いで2人目の退所となる。5月には、22日にKing & Princeから平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が脱退し、事務所を離れる(岸は秋予定)。ジュニアのユニット・IMPACTorsも去ることが決定している。

 所属タレントたちのドミノ退所は、井ノ原政権に物申した結果ではないにしろ、黒い影を落としていることは事実。井ノ原の頭痛のタネ。もう増えなければいいのだが。

(伊藤由華)

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