先ごろ芸能界引退を発表した木下優樹菜さんは、第5期オーディション「モーニング娘。LOVEオーディション21」で最終選考に残るが落選。おバカタレントとしてブレークするも、さまざまな問題を抱えて引退に至ってしまった。
>>木下優樹菜さん、問題の言動は「おバカキャラ」「ヤンキーキャラ」のラベリングがもたらすゴーレム効果?<<
歌手の倖田來未は、後藤真希が選ばれた「第2回追加オーディション」を受けていた。ただ、同時期にエイベックス・トラックスのオーディションに合格したため、そちらで歌手活動を始める。エロカッコいいキャラで高い人気を得るも、2008年にラジオ番組内で「35歳をまわるとお母さんの羊水が腐ってくるんですよね」と発言し、活動を自粛。この発言のダメージが大きかったのか、以降の活動は以前ほどの勢いはなくなってしまった。
若槻千夏も、中学3年生の時にモー娘。オーディションに応募するも、田舎の田んぼの前で撮った写真を送ったためか、書類審査で撃沈。2000年代初めにバラエティ番組でブレークを果たすも、現在はテレビの第一線から消えてしまった。バラエティもできるアイドルという枠は、新人が次々と現れるため、生き残るのは難しかったのだろう。
ダレノガレ明美も、第6回、7回のオーディションに続けて参加するも、どちらも書類審査で落選。ハーフ系タレントとして一時期はバラエティ番組に多く出演していたが、最近は姿を見ない。彼女も若槻に同じく、世代交代の波に飲まれてしまったのかもしれない。
もちろん、これらの例がすべてではないのだろうが、やはりモー娘。であったかどうかは、芸能界で活躍する上では重要なのかもしれない。