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芸能 2015年03月14日 14時00分
世界的ダンスパフォーマー・エビケンが告白した“予約制夜の営み”
世界的ダンスパフォーマー・エビケンこと蛯名健一(40)が先日、関西テレビ『怪傑えみちゃんねる』で自身の「夜の営み」を激白した。 エビケンといえば、2013年、米テレビ『アメリカズ・ゴット・タレント』で独創的なロボットダンスを披露して優勝、賞金100万ドル(約1億円)を獲得して一躍有名になった人物だ。 そんなエビケンが紹介され、賞金の話になると「1億と聞くとすごいですけど、実際、入ってくるのは40年分割なんですよ」と告白。観客をエーッと驚かせた。 ここまでは普通の流れだが、番組後半、トークのテーマが「私の家族の情けな〜いハナシ」に変わると意外な展開をみせる。 MCの上沼恵美子が「何かありますか」とエビケンにふると「家族というか、僕なんですが、『夜の営み』というんですかね」とトークを開始。上沼は「すごい話しますね」と驚きの表情を見せた。 続けてエビケンは「基本的には計画をしてスケジュールを立ててやるんです。来週の何曜日の朝とか」と説明。すかさず上沼が「朝?」とつっこむと、エビケンは「娘がいるんですけど、一緒に寝てるので、夜だと…」と理由を語った。 さらに「たまに計画がなくてもしたくなるじゃないですか。そういうときにいくとノーと言われるんです」と予約が入ってないとやらせてもらえない現状を打ち明けた。 世界的なパフォーマーがこれだけあけっぴろげに「営み」の話をするとは驚きだ。バラエティーにも適性があるかもしれない。
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社会 2015年03月14日 13時00分
マイナンバー法本格始動の不安
「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(通称:マイナンバー法)が国会で成立したのは、約2年前の2013年5月のこと。もう忘れている人も多いかもしれないが、いよいよこの秋の始動に向けて関係省庁では具体的な取り組みが本格化してきた。政府広報によれば「マイナンバーは行政を効率化して国民の利便性を高め、公平・公正な社会を実現する社会基盤となる」らしい。 現在の予定では、今年10月から国民一人一人に12桁のマイナンバーが付番され通知される。そして来年1月から社会保障、税、災害対策の行政手続きにおいて、このマイナンバーが必要となる。具体的には、年金の資格確認、雇用保険の資格確認、生活保護の申請、税務署に提出する確定申告書、被災者生活支援金の支給、さらに勤務先から給与や源泉徴収票を受け取る際も提示が必要になるし、証券会社からの法定調書にも記載される。 導入の真の目的は、これまで紙ベースを中心として各機関がばらばらで管理し名寄せするのが困難であった情報を、ナンバリングすることで一元管理することにある。つまり、政府が発動した大掛かりな不正防止策だ。財産を隠して生活保護を受け取るとか、脱税をするといった“悪者”を一掃したいという考えである。 「このマイナンバーが記載された通知カードは、住民票の所在地へ送られます。導入に約400億円もの費用を掛け、10年が経過したにもかかわらず、わずか5%程度しか普及が進まなかった住基ネットと重なりますが、それでも送ることが大切です」(政府関係者) ムダとも思える税金を投入してまで“悪者退治”をしようとする政府のヤル気は十分。不正が減ることを少しくらいは期待しよう。
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スポーツ 2015年03月14日 12時00分
松坂大輔は日本で復活できるか? かつての姿は見る影も無し
かつて“平成の怪物”と呼ばれ、今季から日本へ戻り、鳴り物入りで福岡ソフトバンクホークスへ入団した松坂大輔(34)がついにベールを脱いだ。 工藤公康監督(51)は「何も心配していない」と、松坂評を聞く報道陣に笑顔を返していたが、4日の阪神戦に続き、10日の巨人戦でも変化球を多投。かつての速球とスライダーで三振の山を築いた姿はどこへやらといった投球スタイルだった。対戦した側の阪神と巨人も違和感を感じたようだ。 「毎回のように走者を背負い、勝負球は変化球ばかり。カーブ、スライダー、チェンジアップ…。対戦打者の打ち気を外す投球しかできなかった」(関係者) 阪神戦のネット裏にはパ・リーグ5球団のスコアラーも陣取っていたが、松坂に「平成の怪物と呼ばれていたころの輝きはない」と判断したという。 「ソフトバンクの選手、首脳陣、スタッフも『昔の松坂ではない』と感じています。味方なので彼らは口に出さないだけ。松坂に教えを乞う若手は一人もいませんし」(同) 同じメジャーリーグ帰還者でも、黒田博樹(40)との大違いだ。広島カープの若手や中堅選手は黒田の周りに集まり、配球術や変化球などの技術面から、コンディション作り、登板前の精神面といったところまでもアドバイスを求めて止まない。「練習中の様子を見るだけでも勉強になる」との賛辞もあり、広島は“黒田効果”による開幕ダッシュも夢ではない。 「ソフトバンクの首脳陣もそんな松坂に配慮し、松坂と同じ練習をする組に若手を入れるなどし、コミュニケーションが取りやすい環境作りを務めています。松坂は性格も明るく、いい先輩かもしれませんが、それ以上でもそれ以下でもありません」(ベテラン記者) 王貞治会長は常に前向きの発言をし、松坂が結果を出すことに期待しているが、工藤監督や投手陣を預かる佐藤義則コーチ(60)は、ある意味で残酷だ。松坂はマイペース調整を許されているが、結果を出せなかったときに松坂には言い訳の余地がない。 「開幕1カ月は先発ローテーションに入れ、そこでたとえ勝ったとしても、投球内容が悪ければ二軍落ちでしょう。松坂の猶予は交流戦が始まるまで」(同) 松坂はメジャーリーグ特有の固いマウンドや、投球練習にも球数制限があるアメリカ式に適応できず、投球フォームを崩してしまった。本人もそれを分かっていて、修正しようとしているものの、投球フォームはぎくしゃくしたままだ。また松坂は、本来は速球派投手だった。変化球のレパートリーは豊富だが、「スライダー以外は平均点」というのがプロ野球解説者の評価で、技術的に伝えられるものも多くない。若手投手からすれば、いまの松坂から学ぶものは何もないということになる。 「バント処理、牽制の速さなどの守備は天下一品。もっとも、いまはそれを発揮する場面がないが」(プロ野球解説者) 松坂から若手に話し掛けることも多々ある。関係は良好だが、黒田のように尊敬の眼差しを得られる存在ではない。公式戦初登板は開幕後2節目のオリックス戦が予想されているが、相手は超の付く大型補強に成功した強力打線だ。 ファンとマスコミの関心は確かに高い。だが、変化球頼みの苦しい投球しか出来ない松坂にとって、その関心の高さは辛いものになりそうだ。
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社会 2015年03月14日 11時00分
“超小型車”で四輪事業に参入するヤマハの裏にトヨタ
二輪車メーカーのヤマハ発動機が、2019年にも欧州で四輪車事業に参入することが明らかになった。場所は未定ながらも数百億円を投じて専用の工場を設立し、近距離の移動に適した2人乗りの小型車を製造・販売する。日本企業では9社目となる乗用車メーカーの誕生で、二輪車メーカーからの新規参入は半世紀も前に当たる1963年のホンダ以来のことだ。 もっとも同社の四輪車進出は既定路線。'13年11月に開かれた東京モーターショーではコンセプトカー『MOTIV(モティフ)』を公開していた。その際、柳弘之社長は「ヤマハのエンジン技術を凝縮した車を開発している」と明かし、早ければ2020年までには製品化したいと語っていた。 実はヤマハは1964年、すなわち二輪車で最大のライバルであるホンダが参入した翌年から既に四輪車用エンジンの開発・生産でトヨタと協力しており、現在もトヨタの高級車『レクサス』にエンジンを供給している。ホンダへの対抗心からトヨタとタッグを組み、長年培ったエンジン技術を生かすべく、いよいよ四輪車に殴り込みをかける図式なのだ。当然、欧州で投入する小型車のエンジンは自社で開発・製造する。 関係者が注目するのは、自動車メーカーとしての同社の位置付けだ。前述したようにトヨタとはエンジン供与で関係が深いばかりか、現実にトヨタが発行済み株式の3.6%を保有する間柄。情報筋は「ヤマハの決断にトヨタの影がチラつく」と打ち明ける。 「軽自動車のダイハツ、小型車のヤマハを並列させればトヨタ王国は揺るがない。しかも欧州は小型車の伸びが最も期待できる。トヨタでは目立つが、別働隊ならば目の敵にされにくい。だからこそ、四輪車に色気タップリだったヤマハの背中を猛プッシュしたに違いありません」 ヤマハ発動機による四輪参入劇の舞台裏から、トヨタの高笑いが聞こえてくる。
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その他 2015年03月13日 19時00分
あなたは巨根? それとも… ペニスの世界平均サイズ発表!
世の男性なら、誰もが一度は「自分のモノは他人と比べてどうなのだろう?」と考えたことがあるはず。そんな疑問に対して、このほど英国の学術専門誌『英国泌尿器学ジャーナル(BJU)国際版』が「ペニスの世界平均サイズ」なる調査研究結果を公表した。 調査を行ったのは、ロンドン・キングスカレッジ病院の医師とスタッフ。気になる結果は、平均サイズが平常時で長さ9.16センチ、周囲が9.31センチ。勃起時で長さが13.12センチ、周囲が11.66センチだった。 これは欧州、アジア、アフリカ、米国の17歳から91歳までの男性1万5521人を対象に行った複数の研究調査の成果としている。 なお、「人種とサイズは無関係」で、大半の男性はほぼ平均値の範囲内。巨根、あるいは「小さい」と判定されるのは、全男性のわずか2.28%に過ぎないことがわかった。ちなみに、平時の長さが4センチ以下、勃起時7.5センチ以下は「小さい部類」になるという。 研究チームでは、この結果が「世界の標準」としているものの、“誤差”がある可能性も指摘している。それは、「調査協力してくれた男性は、それなりに自信があったという側面が否定できない」からだ。 同誌は、男性の45%が自分のサイズを「小さい」と感じているとも報告。その理由としては、「ポルノ動画で見る他人のペニスは大きい」「自分のモノは上から見下ろすので小さく見えるが、他人の正面からのモノは大きく見える」ことが原因といわれている。 ここまで読んで、メジャーを片手に落胆している読者の方がいたら、次の結果も読んでほしい。同誌のアンケートでは、「85%の女性はパートナーのサイズに満足している」としており、別の調査では170人の女性が「ペニスのサイズは重要ではない」と回答。さらに、「平時のサイズに長短はあっても、勃起時のサイズは誰しもほぼ同じ」との研究結果もあるというのだ。 一方、「性的満足は長さより太さに関係する」との調査結果もあるというから、長さばかりで一喜一憂してもあまり意味がなさそうだ。
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レジャー 2015年03月13日 18時00分
中日新聞杯(GIII、中京芝2000メートル、14日)藤川京子のクロスカウンター予想!
中京11R、中日新聞杯は◎デウスウルトが重賞初制覇を飾ります。 3走前に準オープンを勝ち、ここ2走は重賞で2、3着。オープンにメドを立て、続けて好走し安定した走りを見せています。前走の中山金杯は、中団の内で折り合って追走、直線は内から脚を伸ばし、レコード決着の0秒3差3着。速い時計には対応できるタイプで、高速決着になれば優位。折り合い面の進境で2000メートルも克服、末脚にもつながっています。ロスなく立ち回れ、インを強襲できる点も開幕週の中京は合いそう。左回りも問題ありません。輸送をクリアできたことも大きいですね。55キロなら勝機です。(10)デウスウルト(14)ミトラ(4)マイネルミラノ(5)ダノンジェラート(2)サングレアル(13)ヒットザターゲット(1)ディサイファ馬単 (10)(14) (10)(4) (10)(5)3連単 (10)-(14)(4)(5)(2)(13)(1)デウスウルト 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年03月13日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/14) アネモネS
中山11R アネモネS◎テンダリーヴォイス 桜花賞トライアルとはいえ、前週のチューリップ賞と比べるとかなり低調なメンバー構成。かたやGIII、オープン特別のここは落ちて当然ではあるが、2勝馬すらおらず1勝馬同士の対戦であり実質的に500万特別と変わらない。ここで桜出走の権利を得ても余程傑出したパフォーマンスを見せない限り本番で勝ち負けに加わる可能性は低いだろう。間近に迫った桜花賞では現時点での力量が問われるものの、将来性を含めた観点であればここ出走の中にも出世しそうな馬は何頭かいる。 テンダリーヴォイスは、現時点ではこの世代の一線級とは力に開きがあるが、将来的には牝馬重賞の常連になりそうな器。現状、410〜20キロ台の馬体重を維持しながらの調整が精一杯ではあるが、精神面が成長してくれば稽古でも負荷をかけやすくなる。そうなればレースでのパフォーマンスも向上するだろう。その将来性に一票投じたい。重賞での好走歴もありこのメンバーなら力量上位で人気になることは明らかだが…。テンダリーと同じディープ産駒で似たような存在なのがメイショウメイゲツ。ただ、アルテミスS、赤松賞、フェアリーSとテンダリーには3戦3敗と分が悪い。追ってバテないしぶとさがあるのでもつれるような展開が理想か。 以下、立ち回りの上手なメジャーフォルムとダートの未勝利を勝ち上がったばかりたが、芝で良さが出そうなパセンジャーシップあたりをおさえたい。馬単 流し(14)-(2)(8)(11)3連複 軸1頭流し(14)-(2)(8)(10)(11)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2015年03月13日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(3/14) アネモネS 他
2回中山競馬5日目(3月14日土曜日)予想・橋本千春☆中山11R「アネモネステークス」(芝1600メートル)◎2メイショウメイゲツ○3アドマイヤピンク▲6アンブリカル△10ダイワバーチュー、14テンダリーヴォイス 1枠2番と絶好の枠順を引いた、メイショウメイゲツをイチ押し。まさに、運も実力の内といえる。前走のクイーンCはまたしても5着に終わっているが、強敵キャットコインに0秒2差と迫っており評価できる。前々走のフェアリーSも不利な外枠14番からスタートして、最後は0秒3差まで迫っているのだから実力はここでは一枚上の評価が与えられる。2番枠なら無理せずポジションを取れるし、普通に走ってくれば能力全開は間違いない。差し切りが決まる。相手は、アドマイヤピンク。前走は距離不足で7着(0秒7差)と、不発に終わったが適鞍の1600メートルを得て巻き返しは必至。台風の目は意外性を秘めたアンブリカル。☆中山10R「サンシャインS」(芝2500メートル)◎8シャドウダンサー○7ヤマニンボワラクテ▲12レイズアスピリット△9マイネルジェイド、13アドマイヤバラード 良血馬のシャドウダンサーに期待。準オープン入りしてから3戦2着2回と、惜敗続きだが地力強化の跡は歴然で完全にメドは立っている。2500メートルは初めてだが、父は長距離血統ホワイトマズルだし、2200メートルまでは克服済みだから全く心配無用。身上の差し脚を爆発させる。ヤマニンボワラクテが相手だ。前走の松籟S2着(0秒6差)は、ハンデ54キロの恩恵があっとはいえ、力を付けていることも確か。充実一途の今なら好勝負だ。穴は、破竹の2連勝中と勢いに乗るレイズアスピリット。☆中山9R「館山特別」(芝2000メートル)◎2ルミナスウォリアー○4ネオリアリズム▲1サトノロブロイ△3ヨッヘイ、8エタンダール 近4戦(1)(2)(1)(2)着と、安定感抜群のルミナスウォリアーでいける。昇級初戦の前走は平場のメンバーに恵まれたとはいえ、クビ差2着と好走。一発でメドを立てたのだから頼もしい限りだ。<2302>と、まだ底が割れていない分、プラスアルファは大きいしチャンスは十分ある。相手は、休み明け2戦目で走り頃のネオリアリズムと、サトノロブロイ。☆中京11R「中日新聞杯」(芝2000メートル)◎2サングレアル○1ディサイファ▲5ダノンジェラート△6キングズオブザサン、14ミトラ 満を持して出走する良血馬のサングレアルが絶好の狙い目。姉は女傑と呼ばれ一世を風靡したブエナビスタ(ジャパンC、天皇賞・秋、桜花賞、オークス)。偉大な姉と比較するのは可哀想だが、GIIIのハンデ重賞ならチャンスは十分ある。小柄な牝馬(前走410キロ)で、仕上がりは速いし約4カ月かの休養もプラスに働く公算が大。実際、新馬勝ちしているし、今回と同じ休み明けのオークストライアル・フローラS快勝の実績がある。小柄で使い込めないだけに、久々でフレッシュな状態の方が能力全開出来る。ハンデ53キロを味方に身上の差し脚を炸裂させる。相手は、好走条件の整ったディサイファと、遅ればせながら素質開花したダノンジェラート。☆阪神11R「仁川ステークス」(ダ2000メートル)◎2マルカプレジオ○3タガノゴールド▲9ドコフクカゼ△4マイネルバイカ、5メイショウイチオシ 休み明け以降、(4)(1)(2)着と絶好調のマルカプレジオが昨年3着のリベンジ。もともと、阪神は<3112>(内1800メートル2勝)と抜群の実績を挙げている、自分の庭同然のコース。勝利のお膳立ては整っており、差し切りが期待できる。相手は、タガノゴールド。コース、距離ともマルカプレジオとは言わせない巧者で、好勝負に持ち込みそう。昨年2着のドコフクカゼも怖い。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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スポーツ 2015年03月13日 15時30分
地上波から見離された侍ジャパン ノルマ達成に厳しい現実
3月10日、11日、東京ドームで野球日本代表「侍ジャパン」と欧州代表の強化試合が開催されたが、果たして、どれほどの人が知っていただろうか? 「侍ジャパン」のメンバーは若手中心で、対戦相手は野球後進国の欧州代表とあって、注目度は低く、観衆(主催者発表)は第1戦が2万1267人、第2戦が2万3132人と、いずれも約5割の客入りで閑古鳥が鳴いた。 それ以上に深刻なのは、地上波テレビが離れたことだ。第1戦はTBSが午後7時から2時間枠で放送し、BS-TBSがトップ&リレー中継した。視聴率は7.2%(数字は以下、すべて関東地区)と散々なものだった。第2戦はどこも地上波がつかず、BS-TBSでの中継となってしまった。 こうなることは、予想はできていた。昨年11月に開催された「日米野球シリーズ」は壮行試合、親善試合を含め全8試合が行われ、すべての試合が地上波で放送されたが、視聴率は最高で9.0%。ただの1試合も2ケタに乗ることはなかった。 ロビンソン・カノらのスーパースターを招いての日米野球でも、この視聴率だったわけだから、各局が二の足を踏むのもいたしかないところ。 常設化された侍ジャパンは昨年11月に、NPBエンタープライズとして法人化されるなど、強化もさることながら、独自の収益を上げることを目的としている。 掲げている目標は4年総額40億円だが、今後も地上波離れが加速すれば、入ってくる放映権料、スポンサー料もグッと減って、ノルマ達成はおぼつかなくなってしまう。 スター選手を集めれば、事態も変わるだろうが、各球団とも、開幕前の重要な調整時期に主力選手を派遣したくないのがホンネ。目算が外れた侍ジャパンの憂うつは続くことになりそうだ。(落合一郎)
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トレンド 2015年03月13日 15時30分
レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第224回>
毎週末に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第224回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。◇今週のこの1枚◇ギャング・オブ・フォー「WHAT HAPPENS NEXT」(2015/VICTOR ENTERTAINMENT) 立て続けに私の好きなバンドが新譜をだしたので、こちらも紹介しないといけませんね。GANG OF FOURもポスト・パンクの重要なバンドです。先週に続き今は70年代の後期かと勘違いしてしまいそうです(笑)。 若い頃の私は、よく音楽はわかってなかったと思うのですが、なぜかパンク好きだったのに、心に響き、特別な存在に感じていました。空間と狂気と変則的でありながら、ソリッドなギター。パンクより過激な全体像として捉えてましたね。80年代後期はもうケミカル・ブラザーズの土台になるようなダンス・ミュージックもやってましたし、時代の先をいく感覚もかっこよかったです。 今回のアルバムは全体的にダブ処理されてますね。アンディー・ギルのギターもちょっと奥からソリッドなギターがでてる感じでダンス色も強くなりました。ザ・ポップ・グループと音の根底は似てると思うのですが、怪獣と変態インテリぐらいの違いがあるので、聞き比べてみると面白いとおもいます。 長い間一緒にやっていたボーカルのジョン・キングが抜けたので新しくジョン・ガオラーが加入してます。前回の来日から歌っていたので、そんなに違和感なく聞けました。ギターで布袋寅泰さんがゲストで1曲参加してます。今回も是非、日本でライブを見たいですね。■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/6008315/