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芸能 2019年12月02日 12時00分
『サンモニ』関口宏に心配の声「昔はこんなんじゃ…」 言い間違い、進行忘れ続き張本氏も釣られた?
1日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)の「週刊御意見番」コーナーで、関口宏の司会がグダグダとなるシーンがあり、心配の声が上がった。 まず、関口がおかしな兆候を見せたのは、サッカーJリーグの話題。横浜FマリノスとFC東京、そして鹿島アントラーズが優勝争いをしていることを取り上げた際、FC東京のことをなぜか「FC」と呼ぶ。さらに、松本山雅(やまが)FCについても「まつもとさんが」と間違えてしまう。 そして、野球の話題になり、両リーグのMVPと新人王をフリップで紹介。その後、関口は「続いてはラグビーを…」と話を進めようとすると、アシスタントの唐橋ユミが「フリップありますね、まだ野球の」とツッコミ。これに関口は、「あ、何かあった?」と話し、プロ野球のFA選手や退団選手の動向が表記されたフリップを取り出す。 どうやら進行を忘れていた様子。張本勲氏も関口に釣られたのが、ウラディミール・バレンティン選手を「バレンタイン」と間違えて発言してしまった。 関口はこの話が終わると、「続いてラグビーでいいですか」と唐橋に質問。だが、ここでも進行を間違えていたようで、唐橋から「あとは球数制限のお話もちょっと聞きたいですね」とコメント。すると、関口は「球数制限、これだ」と日本高校野球連盟が1投手1週間500球以内とする旨が書かれたフリップを取り出した。この進行も、すっかり忘れていたようだった。 この関口のお粗末な対応に、「関口宏は大丈夫なの?」「痴呆が入っているかのような進行。正直心配」という心配の声が上がる。また、「安倍政権に文句ばかり言っているのに自身の対応はお粗末」「安倍批判以外は興味ないんじゃないの?」「安倍政権を支持する張本と一緒に出たくないのでは?」「安倍政権には正確性を求めるくせに自分は適当?」という皮肉や、「もっとしっかりやってほしい」「昔の関口宏はこんなんじゃなかった」「進行が覚えられないのは致命的」などの批判もあった。 かつて国民的司会者とまで言われた関口にしては、なんともお粗末な司会ぶりだった。
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社会 2019年12月02日 12時00分
菅・二階堂陣営が“孤立する石破茂”に熱視線…自民党内権力闘争激化!
『桜を見る会』の影響か、ポスト安倍候補に大きな地殻変動が起きている。反主流派の石破茂元幹事長の人気が再び高まっているのだ。 読売新聞の11月最新世論調査で、ポスト安倍候補に石破元幹事長が21%でトップに立った。2位は18%で小泉進次郎環境相、3位は安倍首相15%。同社の9月世論調査では、小泉環境相が21%でトップ、石破氏は18%だった。「安倍首相の思いは『石破憎し。石破だけは絶対、総裁にさせない』だ。そのため、露骨に石破派を兵糧攻めにした。9月の内閣改造では石破派からの入閣者ゼロ。11月の石破派パーティーも安倍首相の締め付けで、党三役の出席は見送られ火が消えたような寂しさだった。それもこれも、安倍首相が石破派と接する者は許さないという徹底した石破つぶしの賜物。小泉氏が環境相に抜擢されたのも、石破離れを安倍首相に示したからです」(官邸キャップ) しかし、「政界一寸先は闇」とはよく言ったもの。「水面下では政権力闘争で安倍首相・麻生副総理VS菅官房長官・二階幹事長の対立が激化している。安倍首相は9月の内閣改造で二階幹事長を外し、ポスト安倍へのステップとして岸田政調会長を押し込もうとした。しかし、菅・二階陣営が倒閣をニオわせ猛反発。結局、二階幹事長が続投を勝ち取り、ポスト安倍の一番手には菅官房長官が躍り出た。そこに菅派2閣僚の辞任ですよ。菅官房長官の勢いが削がれ、再び安倍・麻生陣営が優勢になっていた」(自民党幹部) 憲政史上歴代在位トップとなった安倍首相は、悲願である憲法改正へ本腰を入れようとした矢先の『桜を見る会』大逆風。「機を見るに敏な菅官房長官と二階幹事長は、党内で孤立する石破氏に目を付けた。読売新聞の世論調査の後押しもある。党内での議員票をイーブンに持ち込めば、全国的に党員人気の高い石破氏なら、安倍首相が推す岸田政調会長に絶対勝てると踏んだようだ。石破氏と菅・二階陣営が極秘会談したという情報も入っています」(同) まさに政界は魑魅魍魎。
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芸能 2019年12月02日 11時50分
前巨人監督・高橋由伸氏、プロ野球を目指したのは「大学生になってから」 野球教室で指導方針も語る
前巨人監督の高橋由伸氏が11月30日、都内で野球教室を開催した。 午前午後に分かれ、約100名の子供たちを前に打撃指導などを行った高橋氏はイベントを終えると、子供たちを前に「楽しかったです。教えてもらったことを継続すると、急には成長しないけど少しずつうまくなっていくと思います。 いつかプロ野球選手になったら、あの時教えてもらいましたって僕に声をかけてください」と充実の表情でコメント。 プロ野球選手と子供たちの触れ合いにも今後前向きな気持ちで取り組みたい意向を持っている様子で、「僕は住んでいるところが田舎だったので小さい頃、プロ野球選手は身近じゃなかった。見たことも会ったこともなかった。身近にいたら小さい頃から野球選手を目指したいなって思うきっかけになったかもしれない。でも、(そういう機会がなかったので)目指そうと思い始めたのは大学生になってからだった」と自身の少年時代を回顧。「小さいころは遊び感覚。遊びが野球だった」とも。 小学生の指導については、「形にハメないことが大切」と持論を述べ、「大きな括りとして基本があるので、まずはその基本を覚えて、あとは本人次第。本人のやりやすい形がその子に合ったものだと思います。これだけの子がいれば全員に指導が当てはまるわけじゃない。できるだけ基本に沿ったものを教えようと思いました」と考えを語っていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2019年12月02日 11時50分
ロッテD1位・佐々木朗希と仮契約!「好きなお菓子はパイの実」
千葉ロッテは11月30日、大船渡市内のホテルでドラフト1巡目に指名した大船渡高校の佐々木朗希投手と仮契約を締結した。契約金は1億円プラス出来高、年俸1600万円(金額は推定)、背番号は「17」。 ドラフト会議では、北海道日本ハム、東北楽天、埼玉西武との4球団競合の末、井口資仁監督が引き当て、井口監督のグッズが発売されたり、ドラフト会議の裏側を密着したYouTube公式チャンネルの動画の再生回数は37万回を突破。仮契約の瞬間も動画として公開されており、僅か5時間で1万回を超えている。 担当スカウトの「将来170キロを投げられるピッチャーになって欲しい」という願いから背番号「17」を言い渡された佐々木は、「ヤバかったですね」と仮契約を終えた時、緊張していたことを明らかにしていたが、会見に臨んだ際には安堵の表情を浮かべており、「まだ実感は湧かないんですけど、これからプロという厳しい世界に入りますが、上を目指して日々頑張っていきたいです。チームとしては日本一を目指したいですし、個人としては沢村賞を目指していきたい」と語ると、背番号「17」については「偉大な先輩方が付けられた番号ですし、期待を込めていただいた番号なので、その番号に見合った選手になれるように頑張りたいです」と話した。 色紙には「経験」の2文字を書いた佐々木。「いろいろな経験を積んでいきたい」という気持ちから書いたという。 好きなロッテのお菓子は?との問いに「パイの実です」と応えた佐々木だが、球団は特製の「ササキの実」を用意され、本人からは思わず笑みがこぼれていた。期待の163キロ右腕がいよいよプロ生活を歩み始めた。(どら増田)
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スポーツ 2019年12月02日 11時44分
巨人、前中日・デニー友利氏の招聘に動くワケ 落合氏や松坂とも関わる獲得のメリットとは
「組織革命」と言えそうだ。フリーエージョント市場で敗北した巨人が前中日・国際渉外担当のデニー友利氏(友利結)を招聘しようとしているという。一部報道によれば、「交渉中」とのことだが、友利氏獲得の狙いは「近年、中日入りしてきた優良外国人選手の獲得ルート」の奪取だけではない。変化球の多い日本人投手に適応できるスラッガー、制球力の高いピッチャーなど見極める友利氏の眼力に期待しているのはもちろんだが、彼を含めた“有力グループ”を味方に付けたいようだ。 「2011年オフもオファーを出しましたと聞いています。友利氏を含めたそのグループは、今も球界全体に強い影響力を持っています」(ベテラン記者) 当時の巨人が声を掛けたのは、森繁和氏だという。落合博満氏が中日指揮官を退くことが決まり、投手コーチ、ヘッドコーチなどその右腕だった森氏も一緒に中日を退いた。森氏が巨人スタッフになることを辞退した理由は分からない。しかし、友利氏は森氏が切り開いたとされるドミニカ共和国など、中南米エリアのパイプを継承し、さらに自身がマイナーリーグに挑戦した経緯もあって、米スポーツエージェント会社にも詳しいという。 「優良外国人選手の獲得ルートを構築したい巨人にとって、うってつけの人物です。友利氏が巨人スタッフとなれば、森氏も後方支援してくれるはず」(前出・同) “落合氏との距離感”も変わってくるだろう。落合氏は中日のゼネラルマネージャー職を退いた今日も、白井文吾オーナーなどから個別の相談を受けることもある。その信頼関係からして巨人に味方することはないだろうが、敵対することもしないはずだ。 「松坂大輔も友利氏のことを兄のように慕っています」(スポーツ紙記者) 友利氏を得ることによって、巨人はグラウンド外の大物とも良好な関係を築くことができるわけだ。 「メルセデスのように、これからは『外国人選手も育てていく』と聞いていましたが。育てるだけでは戦えないと判断し、今オフはヘラルド・パーラのような実績十分なメジャーリーガーも獲得したのでしょう。将来性のある若い外国人選手は現スタッフが見つけているので、友利氏には一軍戦力として活躍できる外国人選手の発掘を要請することになると思います。友利氏はベイスターズの投手コーチも経験しているので、中日、DeNAの内部にも詳しいはず」(プロ野球解説者) 石井琢郎新コーチには、広島、ヤクルトのことを…。対戦チームの情報を収集できる体制は整いつつある。友利氏が先発不足の弱点を埋めてくれたら、FA補強の失敗も帳消しということか。(スポーツライター・飯山満)
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芸能 2019年12月02日 11時00分
あの売れっ子女優からの“乗り換え婚”だったラブリの夫
人気グループ・GENERATIONSの白濱亜嵐の姉で、モデルでタレントのラブリが28日、自身のインスタグラムで、元モデルで映像作家の米倉強太氏と27日に結婚したことを報告した。ラブリは、左手薬指に指輪をはめたモノクロの写真を投稿。本名で自身のアーティスト名でもある「白濱イズミ」の名前で米倉氏との結婚を報告。米倉氏との結婚に至った理由について、「私をありのままで居させてくれる人です。出会った頃から全てが自然で日常的で、心が穏やかでした。そんな人とこれからも過ごしていくことは私にとってとても自然なことでした」と説明した。ラブリの弟・亜嵐も、自身のインスタグラムに幼い頃の姉と自身の2ショット写真を投稿し姉を祝福した。ラブリのより5歳年下の米倉氏は、2012年度の「メンズノンノ」のモデル公募で同誌のモデルに選ばれ、2015年に卒業。多摩美 大在学中の21歳の時に映像制作会社を立ち上げたイケメンクリエーターだが、実は以前、あの売れっ子女優との交際が報じられていたというのだ。「17年3月に二階堂ふみと半同棲中であることが報じられていた。二階堂が俳優の坂口健太郎らメンノンのモデルと親しくしていたことから、その線でつながったそうで、順調な交際ぶりを重ねそのままゴールインのうさわもあった。しかし、二階堂は恋愛よりも仕事を選んだため2人の間にすれ違いが生じて破局。二階堂と米倉氏の破局の時期は明らかになっていないが、おそらく1年以上前には破局していたと思われる」(芸能記者)二階堂は来年春スタートのNHKの朝ドラ「エール」のヒロインに選ばれるなど順調な仕事ぶりだが、米倉氏の結婚のニュースに何かしら思うところがあるはず。それよりも、ラブリと米倉氏がどうやって出会って交際に至ったのかが非常に気になるところだ。
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社会 2019年12月02日 06時00分
高校生と口論になり日本刀で「ぶち殺すぞ」 同情的な声上がるも大人げない行動に批判【キレる高齢者事件簿】
昭和の時代、地域には「カミナリオヤジ」と呼ばれる怖い老人がいた。自分の子供でなくとも、道徳に反する行為をする者に対しては容赦なく怒りをぶつけ、一般常識などを教えたのだ。当然そのような人物は高い道徳心を持ち、善悪を判断する力を持っていた。 ところが平成に入ると、カミナリオヤジは姿を消す。他人の子供に怒りをぶつけることにその親が過剰反応するようになったことなどが原因と言われる。また、子供が怒られ慣れていないこと、高齢者のモラルが低下していることなどが影響しているようだ。 そんなカミナリオヤジとも思われる高齢者が起こした事件が賛否両論になったことがある。舞台となったのは、大分県佐伯市。2017年5月21日午後4時50分頃、自宅近くの川で遊んでいた男子高校生2人と、近隣住民の76歳の男が口論になる。激昂した男は、自宅から刃渡り62センチの日本刀を持ち出し、「ぶち殺すぞ」と凄み、22日に暴力行為法違反で逮捕された。 逮捕された男は取り調べに対し、「脅したが持ち出したのは日本刀ではなく木刀」と話し、容疑を一部否認した。この事件が報じられると、ネットの反応は賛否両論。「高校生が男性を挑発したのではないか」「男性だけが罰せられるのは少しかわいそう」「男性が注意をして高校生が生意気なことを言ったなら、脅されても仕方ないのでは」「高校生の反応はヒステリックだ」など、逮捕された男性に同情的な声が上がる。 一方で、「何があっても日本刀はダメ」「気持ちはわかるけどぶち殺すと言って刀を出しては罪になる」「もう少し違うやり方があったのでは」「怒ってしまった時点で男の負け」など、行動を批判する声も少なくなかった。 2年経過した現在も、「何があったのか」はわかっていない。当時の男子高校生が現在何をしているのかも不明だ。少なくともむやみに人を怒らせることが、身の危険に至らしめる可能性があることを学んだことだろう。高齢者の行動が人生の勉強になったことは間違いない。文 櫻井哲夫
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社会 2019年12月02日 06時00分
田中角栄「怒涛の戦後史」(14)名補佐役・後藤田正晴(上)
「田中が後藤田の前で、ひょいと『警察なんてチョロイ』と漏らしたことがあった。そのとき、後藤田は真顔でこう返した。『総理、あなたはいま昇り龍だからいいが、下り龍になったら相手を見て物を言わんと足をすくわれますよ』と。後藤田は田中内閣でノーバッジで官房副長官をやっていた。田中はさすがに虚を突かれたような顔をしていたが、政界広しと言えど田中にここまでハッキリ物が言えたのは、後藤田しかいなかった」「昭和56(1981)年の東京都議会選挙で、自民党はかろうじて勝利した。時に、田中は首相を退陣、ロッキード事件を引きずっていた。結果を見て、後藤田が田中に言った。『こんな結果じゃ、とても自民党が勝ったとは言えませんな。大体、田中さん、あんたがあちこち遊説に動いたのがよくなかった』と。田中はさすがに渋い顔をしていたが、何も言葉を返さなかったそうだ。後藤田が言うんじゃしょうがないということのようだった」 いずれも元田中派担当記者の証言だが、元警察庁長官の後藤田正晴という人物は、田中角栄の長い政治生活の中でも特別な存在のようであった。政界の実力者への階段を駆け上がり、やがて首相の座に就いて圧倒的権力を手にした田中だったが、言うなら後藤田の話はことごとく“正論”で、言葉を返せぬ相手ということであった。 田中は自分の政治的能力には絶対の自信を持っていたが、自分の欠点もよく知り抜いていた男でもあった。短気、自信過剰、攻めには強いが守りには弱い、時に「情」に左右され、物事の判断を狂わされることもある等々であった。後藤田はそうした田中の隙間に、正鵠を得た直言で迫ってきた。そこには、お互いに全幅の信頼感があったことは言うまでもなかった。 2人の出会いは、昭和27年の暮れにさかのぼる。東大を出て、内政の中枢官庁だった旧内務省入りした後藤田は、時に38歳の国警本部(警察庁の前身)警備部警ら交通課長であった。一方、後藤田より4歳年下の田中は当選3回、陣笠ながら衆院予算委員会のメンバーであり、すでにバリバリの若手として与野党に知られていた。 その当時は池田勇人通産大臣が、「中小企業の倒産、自殺者が出ることもやむを得ぬ」などと放言、終戦から7年目の政界は大揺れが続いていた時期である。 このとき、後藤田は「第二機動隊構想」の腹案を持っていた。当然、人件費の増大などが必至のことから、翌年度の予算では警察予算の増額をあえて田中に陳情したのだった。 後藤田は内務省の先輩にして代議士でもあった町村金五(のちに北海道知事。故・町村信孝元外相の父)から、「戦後タイプのメリハリのきいた代議士で、将来性がある」との田中評を耳にしており、それではということで予算陳情に田中を頼ってみたのである。結果的に、警察予算の増額は果たされた。★100%実現した予算陳情 その後、二人はこれを機に陳情なども含めて親交を重ねた。後藤田は筆者のインタビューで、この頃の田中について、こんな話をしてくれたことがあった。「田中さんは当時、自民党内での序列はまだ低かったが、先輩の政治家、官僚には気に入られていた。気さく、明るい、物事ののみ込みは早い。一を言えば、すぐ十をのみ込んでくれた。陳情も、それで『わかった、わかった』と言う。他の代議士なども同じことを言うが、田中さんがこうした人たちと違うのは、『わかった』と言ったことは、100%実行してくれたことだった。 加えて、陳情を受けたあと『あの件は君の言う通りになったよ』と、必ず電話をくれた。こうしたことも極めて事務的に処理し、押しつけがましいことが微塵もなかった。ために官僚は、そんな田中さんを信用していたということだ。それから歳月が流れても、こうした“田中評”は一貫して変わるところがなかった。実行力、決断力において、以後、田中さんを超える人は、少なくとも私は一人も見てこなかった」 二人の間に、さらに“あうんの呼吸”が成立したのは、田中が43歳で自民党政調会長になった頃であった。その当時、後藤田は警察庁から自治省に出向し、税務局長のポストにあった。後藤田は「3割自治」と言われた地方自治体の実態を憂い、地方税だけでは財源が苦しいため、大蔵省の徴収した国税から、できるだけ財源を回してほしいと田中に陳情したのだった。 ここでも田中は「わかった」と言い、自民党の予算要求の中に自治省の要求項目をもぐり込ませ、後藤田の要求をのんだのであった。 こうした関係から、それから約10年後に田中が天下を取り、田中首相・後藤田官房副長官という強固な関係ができ上がっていった。後藤田は自他ともに、田中の「懐刀」を任じることになっていくのである。 人間は“怖いもの”があったほうが、人生で失敗が少なくて済みそうである。親、先輩、友人、向こうに怖い目が光っているとなると、悪いことはなかなかできなくなる。ブレーキを踏む術を知るのである。田中もこの強力な「懐刀」を傍らに、政権運営などで度々ブレーキを踏まされるのだった。(本文中敬称略/この項つづく)***********************************************【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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ミステリー 2019年12月01日 23時00分
スペースデブリや気象現象がUFOと勘違いされる事象について
2016年1月2日、現地報道によるとベトナム北西部に位置するイエンバイ(Yen Bai)省に、金属製の球体2個が落下し大きな穴が開くという事件が起こった。 現地ではUFOの墜落かと大騒ぎになったが、その顛末がなかなか笑える。 落下ポイントは、幸い人家のない森林エリアであり犠牲者は出ていないが、ベトナム空軍が調査に乗り出すほどの国家的な事件となってしまった。 落下地点の付近に住む住民によると、地上に落下する前には雷のような音が周囲に広がったとされている。 この球体はロシアで製造された物だと推測されており、窓かモニターのような部分、なんらかの機械とのジョイント部分が確認されており、現地では『スペースボール』という異名がついている。 ミサイルや宇宙船、人工衛星の一部から成り立ち宇宙をさまようゴミ(スペースデブリ)ではないかと推測されているが、その割にはボールの機体そのものに損傷がなく、本当に宇宙空間から落下したものなのかと疑問視する声もある。大気圏突入の際にもっと損傷を受けるはずだからだ。 このように人工衛星の破片やロケットやスペースシャトルから放出されたゴミを「スペースデブリ」と呼び、稀に地表に落下しUFO扱いされることもある。 また、気象現象がUFOに勘違いされることもある。2015年2月8日夜、韓国上空に青白く光る物体が出現した。この物体に人々は大興奮、「UFOを見た!!」「隕石が落下した!!」という目撃者が続出したのだ。 ソウル中心部を走っていた自動車の車載カメラなどにも撮影されており、画面を斜めに横切る謎の飛行物体が確認できる。だが、結論から言うと、これは「ファイアーボール(火球)」である可能性が高いようだ。つまり、単なる気象現象だ。 実は、2013年1月14日午後5時30分ごろにもUFO騒動が起きている。韓国南西部の全羅北道・井邑市の上空に、白っぽい円盤状の未確認物体が、ホバーリングしている様子が看護師のパク・ミョンスクさん(49)によって撮影されたのだ。この写真に関してはフォトショによる加工説も出ていたが、現在では火球説が濃厚となっている。 このような勘違い事件は日本でも起こっている。2008年10月30日午後2時10分頃、福島市上空に黒色で菱形の飛行物体が現れた。福島県庁東庁舎正面の空に浮いているこの物体を守衛のFさんが発見。騒然とする来庁者たちが見守る中、ゆっくり東へと移動。雲の中に入り見えなくなった。 この間飛行時間は30分、地元では「ついにフライング・ヒューマノイドが現れた」と大評判になったが、その正体は福島市内にある福島高2年の生徒が作り上げた、クジラを模した気球(全長約20メートル)だったことが判明した。 得体の知れないものを発見してUFOだと興奮したくなる気持ちもわかるが、まずは他の可能性がないか、一度立ち止まって冷静に判断するのが必要なのではないだろうか。
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社会 2019年12月01日 22時30分
主婦が8人の男を「毒入りウィスキー」で中毒に!【背筋も凍る!女の事件簿】
力の弱い女性は、犯罪の道具として鈍器や刃物ではなく「毒物」を使うことが多い。今回の「女の事件簿」は、身近で売られている毒物を使った猟奇事件をご紹介したい。 1982(昭和57)年10月某日、群馬県某市でひとりの主婦が逮捕された。この主婦は夫の職場の同僚8人に農薬入りのウィスキーを飲ませ、中毒症状を起させた疑いが持たれたという。 主婦は夫の同僚に恨みがあったわけではなかった。和歌山毒物カレー事件(1998年)と同様、大人数を狙った無差別殺人を狙ったではと疑われたのだ。 しかし、実態はそうではなかった。彼女が殺すターゲットに選んでいたのは、ただ1人だったのだ。この主婦は、農業を営む夫と仲良く二人暮らしをしていた。ところが、この家を手伝っている従業員の男性とはあまり仲が良くなかった。そのため、彼女は従業員を殺害しようと考え、お土産として毒の入ったウィスキーを渡すことを考えた。 女は高級ウィスキーに農薬を混ぜて、翌日従業員に渡そうとしたが、何も知らない夫がリビングに置いていたこのウィスキーを知り合いたちに振る舞おうと、宴会に持ち込んでしまったのだ。 この宴会は10人程度の小さいものだったが、下戸の2人を除いた8人が全員がこのウィスキーを飲み、吐き気やおう吐を繰り返す農薬中毒の症状に。宴会は大混乱に陥ってしまったのだ。なお、幸い死亡者は出なかったという。 ちょうど、この時期は東京・大阪で、コーラ飲料に青酸カリを入れた「青酸コーラ無差別殺人事件」など、飲料と毒物を使った事件が数多く発生していた時期でもあり、近隣住民は「無差別テロ」の恐怖におびえたが、逮捕された主婦が「ターゲットはひとりだけだった」と供述したことでテロの恐怖は去った。 力のない女性にとって、薬物は恨んだ相手を確実に殺せる禁断の果実。もちろん使い方が正しければ…だが。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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スポーツ
4年連続開催! 新日本プロレス4・10春のビッグマッチ「INVASION ATTACK」
2016年04月10日 12時00分
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警察が厳重警戒! イスラム国が標的にする「新幹線自爆テロ」
2016年04月10日 12時00分
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人気急上昇 テレビ界でHey! Say! JUMP・山田獲得争いが激化!
2016年04月09日 17時40分
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橋本千春の勝馬ピックアップ!(4/10) 桜花賞、他
2016年04月09日 17時23分
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桜花賞(GI、阪神芝1600メートル、10日)藤川京子のクロスカウンター予想!
2016年04月09日 17時20分
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テレ東「チャージ730!」から、日テレ「ミヤネ屋」に移籍した“お天気お姉さん”奈良岡希実子 早くも「かわいすぎる!」と人気急上昇中!
2016年04月09日 17時17分
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ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜(4月10日)桜花賞(GI)他1鞍
2016年04月09日 17時14分
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週刊裏読み芸能ニュース 4月2日から4月8日
2016年04月09日 16時34分
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今度は報道にかみついた藤原紀香
2016年04月09日 16時27分
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ヨーロッパの「妖精の輪」伝説! 妖精の世界に迷いこんだ人間はどうなるのか?
2016年04月09日 16時16分
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脱線巨乳アルアルも!? アイドル「KNU」に5・7代官山UNITワンマンへの“胸の内”直撃
2016年04月09日 16時13分
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ドキドキスポット大全(4)〜コンビニでの密かなトキメキ〜
2016年04月09日 16時07分
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草刈正雄 豪華「桜を見る会」に参加。美人娘と親子3ショット! 「両手に華」!
2016年04月09日 16時05分
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AKB48大島涼花、岡田奈々、島田晴香、宮崎美穂が4人芝居! 島田は舞台初出演も迫真の演技
2016年04月09日 15時46分
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つらくても我慢! 鼻水の役割と止めてはいけない理由
2016年04月09日 15時42分
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高橋みなみ AKB48劇場は「青春のすべて」
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2016年04月09日 12時00分