「彼が今回、お手本としているのは、今は亡き名俳優の松田優作や、ハリウッド俳優として確固たる地位を築き上げた真田広之の存在です。2人に共通しているのは、日本でのキャリアを投げ出してハリウッドに飛び込んだこと。福山も今の境遇をこの2人に重ねているようです」(芸能関係者)
福山を悩ませているのが出演作がヒットしないこと。この数年間、密かに悩み続けてきたという。
「俳優としてヒット作とは無縁の生活を送ってきたことに、危機感を感じているようです。一番ショックだったのがフジの月9ドラマ『ラヴソング』がコケたこと。これに引っ張られる形で'16年公開の映画『SCOOP!』も大コケしてしまった。吹石一恵と結婚したことでファン離れが始まったことや、役者として振り幅がないという、賞味期限切れの声も本人の耳に入ってくるようになった」(芸能事情通)
人気低迷に悩む福山にとって、さらなるダメ押しとなったのが、本格的ガンアクションが話題のジョン・ウー監督の映画『マンハント』。1976年に公開された高倉健主演映画『君よ憤怒の河を渉れ』のリメーク作品だったが…。
「正直、ほとんど話題にもなっていない。興収も5億円に達しないと言われています」(同)
そんな福山にとって唯一の明るい話題が、4月からスタートする吉高由里子主演のドラマ『正義のセ』(日本テレビ系)の主題歌を担当すること。もっとも、業界関係者から聞こえてくるのは“バーター”との厳しい声ばかりだ。
「出演予定だった大杉漣が、2月21日に急性心不全のために亡くなり、代役が吉高と同じ事務所の寺脇康文に決まった。福山も同じ事務所。ここまでしないと主題歌を取れないほど、人気は低迷しているんです。英語の授業も、数百万円をつぎ込んだレッスンのようです」(前出・芸能関係者)
福山は、この挫折を乗り越えられるか!?