search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 木ドラ『サイン』最終回、衝撃の結末でシリーズ化は不可能? “タイトル回収”するも「意味ある?」の声

木ドラ『サイン』最終回、衝撃の結末でシリーズ化は不可能? “タイトル回収”するも「意味ある?」の声

pic pic

大森南朋

 大森南朋主演の木曜ドラマ『サイン‐法医学者 柚木貴志の事件簿‐』(テレビ朝日系)の最終回が12日に放送され、平均視聴率が12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であると報道された。これは、初回の14.3%に次ぐ高視聴率である。

 本作は韓国ドラマのリメイク版であり、主人公の柚木貴志(大森)とその仲間の法医学者が解剖を通して、事件の謎を解き明かしていくというストーリーだ。最終回では、人気歌手の北見永士(横山涼)を窒息死させた犯人が、次期総裁候補の娘である島崎楓(森川葵)であるにも関わらず、上層部によって証拠がもみ消されてしまう。

 終盤では、楓を呼び出した柚木が、彼女によって殺されるという衝撃の展開に。仲間による解剖の結果、柚木の死因は北見と同じ窒息死であることが分かった。その後、楓の部屋を捜索していると、柚木が仕掛けたとされるカメラが発見される。そこには、毒を指で塗った楓に、毒を含まされクッションで顔をふさがれる柚木の姿が。柚木は自身を真実の“サイン”として、犯行を立証しようとしていたのだ。さらに、柚木の遺体のポケットから解毒剤が見つかる。柚木が最後まで生きようとしていたことに、涙する仲間たち。

 主人公が死ぬというまさかの展開に、視聴者からは「仮死状態で生き返るのかと思った…衝撃すぎる」「主人公が死んで、自分の身体に真実の“サイン”を残すって…。まさかこんな形でタイトル回収されるとは」「主人公は死なないという常識を覆す斬新な展開。これは騙された」と驚きの声が挙がっている。

 一方で、「事件を隠蔽しようとしてたお偉いさんはお咎めなしかよ。後味悪い」「証拠手に入れる方法ならほかにもあったでしょ。わざわざ死ぬ必要ある?」「犯人にわざと“罪”を作らせる柚木が理解できない。犯罪者の犯罪に加担してどうするの?」「韓国版20話あるから、主人公の死は理解できたけど、日本版は“無理矢理死なせた感”があってどうも受け付けない」という批判の声も挙がっている。さらに、楓は逮捕され、父親である次期総裁候補は辞職したものの、隠蔽に関与した大人たちへの制裁は描かれなかったことに対しても、「事件隠蔽にしようとしたお偉いさんはお咎めなしかよ。納得いかない」との声も挙がっている。

 「賛否はありますが、本作は韓国オリジナル版と同じ結末です。「『魔王』や『IRIS-アイリス-』などのドラマのように、韓国ドラマはバットエンドや後味の悪い結末のものがたくさんあります。しかし、それは視聴者の予想を裏切り物語を盛り上げるための重要な要素なのです。ただ、日本のドラマではかなりの確率でハッピーエンドとなるため、今回の結末に抵抗感を覚える視聴者が多かったのでしょう」(ドラマライター)

 本作は今季ドラマの中でも高視聴率を記録している人気ドラマであり、続編を期待する声も挙がっていた。それゆえに、今回の結末には納得が行かない声が多いようだ。ただ、主人公が死亡するという展開は法医学系ドラマの中でも珍しいため、今後も「衝撃作」として長く語り継がれるだろう。

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ