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レジャー 2008年03月17日 15時00分
フィリーズレビュー 桜路線はまたまた大荒れ マイネレーツェルが大金星
主役不在、混戦模様のクラシック戦線を表すかのような桜花賞最終TRだった。ラスト3枚の切符をめぐり、16頭が激突した「第42回フィリーズレビュー」(JpnII 阪神芝1400m 16日)。混戦を断ったのは11番人気のマイネレーツェル(牝3歳、父ステイゴールド 母ケイアイベール=栗東・五十嵐厩舎)だった。勝ち時計は1分22秒5(良)。 レースはペプチドルビーがハナを切り、エイシンパンサーが掛かり気味に追いかける激しい展開となった。直線に入ると先行集団が崩れ、後方待機組が強襲。先に抜け出しを図ったビーチアイドルを目標に、内いっぱいを突いてベストオブミーが迫る。さらに、ゴール手前、大外から鋭く脚を伸ばしてきたマイネレーツェルがベストをハナ差捕らえた。 「リズム良く、スムーズに外を追走できました。内に安藤(勝)さんの馬が粘っていたのでヒヤッとしましたが…」と大金星を挙げた池添騎手。先週のチューリップ賞では1番人気(トールポピー=2着)を裏切ってしまったが、その汚名をすぐさま返上する好騎乗だった。 一方、管理する五十嵐師は予想だにしていなかった勝利に破顔一笑。同時に複雑な表情ものぞかせた。「自分で体をつくってくれるのかな。でも、次は馬体回復と乗り役探しだな」この日の馬体はマイナス8kg…再び400kg(396kg)を切ってしまった。また、池添は前述トールポピーがいるため、本番は屋根があいてしまう。 まさしく戦国の桜花賞戦線を象徴するような最終TRだった。
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レジャー 2008年03月17日 15時00分
南関クラシック開幕 桜花賞の目玉はマダムルコント
いよいよ南関東クラシックが開幕する。今週の浦和競馬のメーン「第54回桜花賞」(SI 1600m 19日)を皮切りに、牝馬3冠ロードは6月18日の関東オークスまで3カ月にわたって続くが、牝馬1冠目の最有力候補はもちろん、昨年末の東京2歳優駿牝馬(SI)を怒とうのマクリで制したマダムルコントだ。放牧を挟み、さらなる進化を遂げた女王が花満開のロングシュートを放つ。 ホッカイドウ競馬から昨秋に移籍してきたマダムルコントは転入後、重賞2連勝と小さな体で大きな頑張りを見せた。 420kg前後のスリムなボディー。どこか頼りなさを感じた陣営はクラシックへ向けて最善策を練った結果、ぶっつけで本番に臨むことを決断した。そして、この賭けは“大吉”と出た。久々の不安はおろか、パワーアップした体からは女王の貫録すらうかがえる。 前走後は栃木県の芳賀牧場でリフレッシュを兼ねながら、坂路調教を行い、先月29日に帰厩した。田邊陽師は「しっかり食べているし、見た目にも肩の周りやトモの筋肉が成長してたくましくなった。最終追いをかける前で馬体は432kg。何より、体の中身が充実しているのを感じるね」と話す。 その注目の最終追い切りは15日、小向でトウカイワンダーと併せ、5F67秒0→52秒7→39秒5(直仕掛)を計時した。 「前日の雨で馬場が悪くて大外を回ったから時計は平凡だけど、終いはタレなかったからね」とトレーナー。「今までは体重を考えてビッシリできなかったけど、今回は中間、最終と初めて併せ馬でビッシリやれた。以前は調教であまり動かなかった馬が、よく動くようになったのにも成長を感じるよ」と満点のデキで臨む。 東京2歳優駿牝馬時は、シーズン末期の影響もあり、牝馬の中でも小ぢんまりと映る414kgまで体は減っていた。ところが、師の心配もどこ吹く風。中団追走から4角では早々と先頭…抜群の勝負根性を見せ、そのまま押し切った。 桜獲りを狙うにあたり、考えていた浦和の馬場見せはできなかったが、「物おじしないし、実戦に行っていいタイプ。浦和は川崎よりコーナーがきつくないから、マクリも利くと思うよ」と師の表情には余裕すら感じられる。 「長くいい脚が使えるうえ、抜かせない勝負根性の持ち主。1番人気に応えて勝ちたいね」最高のパフォーマンスで桜の女王の座もいただきだ。
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レジャー 2008年03月17日 15時00分
南関東の成長株 町田直騎手の素顔に迫る
“チャンスの神様には前髪しかない”って知ってますか?チャンスの神様には前髪しか生えておらず、しっかりつかまないとテッペンから後ろには髪がないため、ツルツル滑って捕まえられなくなるらしい。 だとすれば、弱冠18歳で最年少ダービージョッキーになり、デビュー4年目にしてすでに重賞6勝を挙げている町田直希騎手(川崎・秋山重厩舎)は南関一の“前髪キャッチャー”かもしれない。 「勝利の女神に好かれてるかも」昨年の2歳優駿牝馬の勝利インタビューでこう言ってのけた強心臓の持ち主に、またもや大きなチャンスがめぐってきた。今週の桜花賞でコンビを組むのは2歳女王マダムルコントだ。 「あんな馬は初めて。とにかく根性があって、交わしたら交わされることはないですから」と頼もしそうに語ると、「今回は1番人気ですか?1番人気は1頭だけですから、それに乗れるのはうれしいですね」と屈託のない笑みを浮かべた。 重賞2連勝とマダムを完ぺきにエスコートしてみせた若き紳士だが、実は初めからコンビが決まっていたわけではなかった。「他の人が空いてなくて、僕は3から5番目くらいに依頼したらしいです」“前髪キャッチャー”はここでもその神通力を発揮していた。 ハキハキと質問に答え、いつも元気でまだ少年らしさを残す町田騎手も今月16日で20歳になった。大一番に強いという評価は裏を返せばまだ「穴騎手」扱いということでもあり、彼は勝ち星を量産するトップジョッキーになるべく「判断力」を磨くことを課題に挙げている。 「今はまだ3、4コーナーで内があくのか外を回る方がいいのか、判断が遅かったり、(選択した結果が)裏目になったりしちゃうんです」レース後のビデオのチェックは欠かさない。 本人には厳しいが、周囲には「馬乗りのセンスはあるし、素直なところが本当にいいんだよ」と目尻が下がりっぱなしの秋山師や、尊敬しつつも「そのうち抜いてやる」と思っている今野忠騎手らに囲まれてすくすく育つ町田騎手。最後に、これは書いといてと当人に頼まれたひと言。「20歳ですし、彼女募集中です」。
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レジャー 2008年03月15日 15時00分
フィリーズレビュー アベコーの気になる本命は!?
16日(日)は桜花賞の最終切符をかけた「第42回フィリーズレビュー」(JpnII 芝1400m)が阪神競馬場で行われる。今年の牝馬クラシック戦線は実力ナンバーワンの呼び声が高かったポルトフィーノ(アーリントンC8着)、最優秀2歳牝馬トールポピー(チューリップ賞2着)がそろって前哨戦でつまずき、乱れ桜の様相。2度あることは3度ある!?アベコーこと阿部幸太郎はベストオブミーに一獲千金の夢を託した。 みなさん、お元気ですか、アベコーこと阿部幸太郎です。 牝馬限定のハンデ戦と聞くと、何かドキドキとした大波乱の予感がするのを覚えます。このドキドキ感が穴党にはたまらなくいいのです。牝馬のハンデ戦は、最高のサスペンスドラマなのかもしれません。 あす16日(日)は中山で「中山牝馬S」が行われます。1番人気が過去10年で4回連対。ということは6回も消えています。ハンデ頭も苦戦。そういうレースなのです。 私は熟考を重ねてイクスキューズ。前走はわざわざ牡馬相手。その後、充電させてここに照準。これはクサイ。GI級のアサヒライジングと1800mのクイーンSで接戦、アドマイヤキッスに先着しているし、やはりクサイ。藤沢和厩舎は先週までリーディング10位。駒を温存。本格的な春に向け、始動開始。ドキドキのイクスキューズです。 さあ、阪神では桜花賞TR「フィリーズレビュー」です。例年は阪神JF組とエルフィンS組が優勢ですが、今年のエルフィンSは降雪のため2日順延されて競馬場に再輸送の痛手。優勝馬ポルトフィーノは続くアーリントンCで惨敗。気になる材料です。 昨年はアストンマーチャンが優勝。当時2着に食い下がったのが10番人気のアマノチェリーラン。そのアマノと同じステップで参戦してきた馬が今年もいます。 ベストオブミーです。ダ1400mの若菜賞を優勝。4角で大外から先行馬に並びかけると、ケタ違いのピッチ走法で後続に5馬身差。ゴール前は軽く流して余裕のVサイン。驚いたのは1分24秒7の時計。同じ日に古馬1600万で優勝したワーキングボーイが1分24秒5。ほとんど同じような時計です。しかも、余裕があったベストオブミーがラスト3F36秒8で、ワーキングが37秒5。どちらが優秀であるかは歴然です。 芝はこれまで2回経験し、いずれも9着ですが、函館2歳Sは重馬場、ファンタジーSは休養明けでした。当時よりも天と地ほどたくましく成長。それゆえ以前の芝2戦は参考外と判断。昨年の桜花賞ジョッキー・安藤勝騎手を背に、桜に向けステッキが飛びます。
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レジャー 2008年03月15日 15時00分
フィリーズレビュー 藤川京子 パワー&スピードつけたエイシンパンサーが他を圧倒よ!
もちろん、芝での実績もあります。昨秋のファンタジーSではオディール、エイムアットビップに続いて3着。しかも、ゲートで出遅れ、道中は掛かり気味だったにもかかわらず、最後は馬場の真ん中から長くいい脚を使い、差を詰めました。 スムーズさを欠きながら、ハイレベルなスピード競馬に対応。最後までしっかりとしたフットワークで走り抜けたのを見ても本来は芝でこそのタイプだと思います。 さらに、年が明けてからは課題の折り合いもつくようになり、前走でも人馬仲良く追走。リズムよく走っていました。2歳時に比べ、精神面の成長が見てとれますね。 スムーズに追走できれば重賞を獲れる器だと、ワタシは確信しています。それに今は本当に体調がいいですからね。ダートでさらに力をつけた今、スピード&パワーで勝利をつかみます。
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レジャー 2008年03月15日 15時00分
中山牝馬S(GIII 中山芝1800m 16日) 本紙・橋本はキストゥヘヴン中心
京都牝馬Sで3着と好走、ここに大きく望みをつないだキストゥヘヴンがついに復権を果たす。 中山の1800mは2連勝でフラワーCを制覇し、桜花賞優勝の足がかりをつかんだ最適の条件。昨年は5着に終わっているが、内で包まれ競馬をしたのは直線だけ。参考外だ。最近は好位でスムーズに折り合いがつくようになったのも好材料。GI馬にセンスの良さが備わったのだから、まさに鬼に金棒といっても過言ではない。 また、ポリトラックコースの恩恵で、調教密度も以前と比較にならないほど濃くなり、体調面も充実著しい。もちろん、56.5kgも許容範囲。差し切りが決まるとみた。
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レジャー 2008年03月15日 15時00分
フィリーズレビュー(JpnII 阪神芝1400m 16日) 本紙・谷口はエーソングフォー◎
桜花賞と直結する先週のチューリップ賞とは違って、こちら千四のフィリーズレビューは同じトライアルでも昨年のアストンマーチャンが最たる例のように、スプリント色が色濃く反映。その観点でいえば、本来なら快速エイムアットビップがハマりのトライアルホースと断言できるのだが、1日に熱発のアクシデントに見舞われ、あの強気で鳴らす矢作師をして、「出す以上は人気になる馬。調教師の責任において、できうる範囲で精いっぱい仕上げたが、正直、調教過程に狂いが生じた中、100%のデキにはないことは確か。85点くらいかな。オレの言い回しも微妙になるよ」と何とも歯切れが悪い。 ならば、桜のマイルは決定的?に長くとも、エーソングフォーにが然、食指が動かされる。 千四の紅梅Sで下した相手エアパスカルが、先週のチューリップ賞を2歳女王トールポピーの猛追を振り切り快勝。それを物差しにしても、このメンバーなら断然、スピード上位といえるだろう。 スポークスマン・牧浦助手も、「フェアリーSの時は、馬体もガレていて馬の調子自体が下がっていたし、おまけに、レースでも出遅れ、それでもあの内容だったし、状態が戻っていた前走は『まともだったら勝てる』の思いはありましたよ」と同馬の類まれなるスピードと能力を高評価する。 さらに、状態面に関しても、「最初のころは歩様がゴトゴトしていたからダートを使っていましたが、今は歩様の悪さが全然見られないし、最近はケイコでも競馬でもガツガツ行かず折り合える。まず恥ずかしくない結果が出せると思います」と太鼓判を押せば、暖かな春風に乗って鼻歌まじりに圧倒劇を披露する。
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その他 2008年03月15日 15時00分
来週は中山で伝統の一戦「内外タイムス杯」
次週23日(日)は、春の中山競馬恒例の「内外タイムス杯」(1600万 ダ1800m)が行われます。 条件と侮るなかれ。過去には、プレクスラニーがここをステップに天皇賞・秋を制した“出世レース”。激戦区の準オープンらしく、今年もフルゲート必至の白熱戦が展開されそうだ。 本紙では読者懸賞として、おなじみ「競馬トトカルチョ」に問題を組み込む一方、当日の中山競馬場ではイベント開催(下記参照)のほか、「内外タイムス競馬特別号」を来場者の方々にプレゼントいたします。こうご期待! 23日(日)は中山競馬場に集まれ!内外タイムス社では、当日9Rに行われる「内外タイムス杯」、メーンの皐月賞TR「第57回スプリングS」の勝ち馬検討会を中山競馬場メディアホールで昼休みに実施します。 出演は関東本紙担当の橋本千春記者、穴のアベコーこと阿部幸太郎、タレントで女馬券師の藤川京子を予定しています。ふるってご来場ください。
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その他 2008年03月15日 15時00分
18日開幕静岡ダービー キャンペーンガールがナイガイ来訪
“競輪ダービー”の栄冠は誰の手に!? 18日から6日間にわたって静岡競輪場で開催される「第61回日本選手権競輪」(GI)のPRのため、関係者とキャンペーンガール(飯島恵美さん(左)と萬平このみさん)が14日、東京・中央区の本社を訪れた。 今回の日本選手権は4年ぶりの静岡開催。山崎芳仁、小嶋敬二の両雄による覇権争いに注目が集まるが、思わぬ伏兵が賜杯をさらう可能性もあるだけに、地元の静岡勢の活躍にも期待がかかる。 静岡市公営競技事務所の剱持藤夫統括主幹は「渡辺晴智、村本大輔、新田康仁の3選手には地元勢として何とか優勝戦まで行ってもらいたいですね(笑)。そうなれば盛り上がりますよ。また、開催期間中は家族連れも楽しめるさまざまなイベントやファンサービスを用意し、目標の210億円達成に向けてがんばります」と抱負を語った。 全国44の競輪場などで場外発売される。
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芸能 2008年03月15日 15時00分
家では“裸”の秋吉久美子と“フンドシ”の高樹沙耶
最近、芸能界でも“熟女”の活躍が目立っているが、仕事から離れて開放感が欲しいからなのか、なんでも“裸”で生活するのが好きという女優が2人いるそうだ。秋吉久美子(53)と高樹沙耶(44)がその人である。 プロレス界のカリスマ、長州力に、こんな意外な伝説があるという。 「寝るときは夏でも冬でもいつでも“全裸”でということです。あのヒンヤリとした感触を味わいながら眠りにつくのがいいそうです」(芸能ライター) で、芸能界で“全裸”といえば、今月7日に発売されたファッション誌「GLAMOROUS」の創刊3周年記念企画でセミヌードを披露した秋吉久美子だろう。 「乳ガンの早期発見を訴える『ピンクリボン運動』の一環として、観月ありさ、梨花、中島知子(オセロ)らがヌードに挑戦していますが、秋吉が一番です。肌の瑞々しさといい、とても50過ぎには見えません」(芸能プロ関係者) 現在、早稲田大学政治経済学術院に在籍している秋吉は、これまでも映画などで大胆な脱ぎっぷりを披露している。 「それでも、ここまで肌を露出したのは、04年の映画『透光の樹』で、永島敏行相手にセックスシーンを演じて以来でしょう」(芸能リポーター) 私生活では、04年に一人息子より若い26歳年下のアメリカ人と結婚したが、離婚。そして昨年2月、同じ男性と“復縁再婚”するなど、こちらの方も充実している様子。 「その生活ぶりなんですけど、彼女、自宅にいる時は夫婦で裸で過ごしているようなのです。夫からの視線を感じることで、体に緊張感が生まれるのが利点のようです」(前出・芸能ライター) 自分の写真を見て「持ち帰りたいくらいキレイ」と自画自賛した秋吉の言もうなずける。 もう一人は、昨年3月から千葉県南房総市の自宅で、自給自足のエコ生活を始めた「ハピふる!」(フジテレビ)のメーン司会でもおなじみの高樹沙耶。 「秋吉のように全裸とまではいきませんが、天然の麻や絹で作った“フンドシ”を身に付けて生活しているようです。男のように前垂れが長いものではなく、短いそうです。締め付けられず、風の通りがよくて最高と、本人は男のような感想を述べています」(同) ともあれ、熟女は“裸”がお好きのようだ。