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スポーツ 2008年07月23日 15時00分
ノア 小橋建太が街頭プロレス参戦へ
プロレスリング・ノアの小橋建太が22日、街頭プロレス(8月1日、東京・汐留日テレタワーB2ゼロスタ広場)への参戦が決定した。 今年2年目を迎える街頭プロレス。昨年は腎臓がんからの年内復帰に向け、リハビリ中だったため、小橋は初参戦となる。 それだけに「昨年テレビで観て、自分もそこで試合をしたいと思った」と強い思いを胸に「暑い中、熱中症を恐れずきてくれるファンの人に、リングから思いを伝えたい」と全力投球を誓う。 さらに「第3回、4回と夏の風物詩にしていきたい。汐留ジャンボリーといえばプロレスリング・ノアと言われるように」と定着化を誓った。 きょう23日に半年に1度のCT検査を受ける予定。まずはコンディションを確認し、この夏一番の暑さを呼び込む。
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社会 2008年07月23日 15時00分
八王子通り魔 33歳容疑者には脱フリーター願望があった!?
東京都八王子市の京王八王子駅ビル9階の書店で、アルバイト店員の中央大4年斉木愛(まな)さん(22)が刺殺された事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された八王子市の自称会社員菅野昭一容疑者(33)が、市内の航空部品メーカー工員として試用期間中だったとの情報が23日までに浮上。一部報道では、父親を名乗る人物が同容疑者のフリーター暮らしを説明しており、犯行の背景に“脱フリーター願望”があった可能性が出てきた。 同容疑者は警視庁捜査一課と八王子署の調べに対し、「仕事のことで家族とトラブルになり、むしゃくしゃしてとっさに無差別に人を殺そうと決意した。仕事がうまくいかず、両親に相談したが乗ってくれなかった」などと供述している。 一部報道によると、同容疑者は5月頃、航空部品などを扱う市内の製造会社に工員として入社。試用期間1カ月との約束で働き始めたが、ほどなくして機械に指を挟んでケガをしたため、仕事を休むようになった。その間の生活は休業補償でまかなっており、今月初めに父親と職場復帰面談に臨んだ際には、8月から復帰できるとして「早く仕事がしたい」などと前向きだったという。 別の報道では、容疑者宅の電話に出た父親と名乗る人物が、同容疑者について「フリーターのような生活をしていた」と話したとされ、本人や家族にとって「定職」に就くことがひとつのポイントだったことは間違いなさそう。 職場復帰になんらかの障害があったのか、詳しい事情は分からないが、秋葉原無差別殺傷事件の派遣社員加藤智大容疑者(25)=鑑定留置中=がそうだったように、菅野容疑者もまた社会的地位を気にしていた様子が伺える。 調べでは、同容疑者は22日午後9時40分ごろ、書店で働いていた斉木さんを、隠し持っていた刃渡り約15センチの文化包丁で刺した疑い。近くにいた女性客・原田夏希さん(21)も左胸や腕などを切りつけられ負傷した。いずれも秋葉原殺傷事件と同じく、無言で近づいて刺す犯行態様だった。 捜査一課などは家族とのトラブルが引き金となり、通り魔の犯行を決意したとみて、容疑を殺人に切り替えて犯行に至った詳しい経緯を調べる。 現場の啓文堂書店が入居する京王八王子駅ビルは、本紙都内版でレストラン街のメガフードフェアを昨日紹介したばかりだった。
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レジャー 2008年07月23日 15時00分
函館記念追い切り速報 同一重賞4連覇へエリモーハリアーが万全
津軽海峡から吹く潮風がよほど気持ちいいのだろう。函館にきてからのエリモハリアーは実にご機嫌だ。 「16日にこちらに移動したんだけど、やっぱり水が合うんだね。日増しに馬がどんどん良くなっている」と谷中厩務員は柔和な笑みを浮かべた。前人未到の函館記念4連覇へ、過去のどの名馬も成し遂げていない同一重賞の4連覇へ、ベクトルは一気に上向きだ。 前走の金鯱賞は16着に大敗した。しかし、だからといって、今年は苦しいと決めつけられない。昨年もそうだった。前哨戦の巴賞をしんがりの11着に惨敗。屈けん炎から立ち直り、ようやくレースを使える状態だったこともあり、函館記念は7番人気の低評価だった。だが、結果は直線に入ると鋭い伸び。見事な3連覇だった。 今年も休み明けの金鯱賞を叩き台にするのは計算通り。「急仕上げだったからね。その後、少し疲れは出たけど、すぐ良くなってきた」。函館入厩後は20日にWコースで4F55秒3→40秒7→12秒5をマーク。栗東でも15-15を乗り込まれており、調教量は十分だ。 「もう今年で8歳。来年は函館開催がないし、これがラストチャンス。今のところ、衰えは感じないから、同一重賞4連覇への期待感は十分にある。函館の時計のかかる馬場は合うし、楽しみにしている」 セン馬だけにどれだけ実績を残しても種牡馬への道は閉ざされている。走り続けることだけが自己表現。今年から秋の天皇賞にもセン馬が出走OKになった。ここで限界は見せられない。 【最終追いVTR】Wコースの予定を雨のため急きょ、芝での追い切りへと変更したが、力強い動きを見せた。追い出してからもクビを下げて好気合。豪雨の中での追い切りだったが、最後までスムーズだった。
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レジャー 2008年07月23日 15時00分
函館記念追い切り速報 ピサノパテックが初重賞制覇へ絶好
今年に入ってからオープン特別で(2)(4)(2)(3)着と安定した走りを続けるピサノパテック。前走の巴賞でも前半で折り合いを欠きながら、勝ち馬からクビ差の接戦を演じた。 「最近は心身ともに成長してきた。だから右回りでもモタれなくなった。本当、馬が良くなっている」と剣持調教厩務員は充実ぶりをアピールする。 今回は昨秋の毎日王冠(11着)以来となる重賞挑戦だが、近走の安定ぶりからも初のタイトル奪取も夢ではあるまい。 「滞在効果で今回も落ち着きがすごくあって、体調もいい。引き続き力を出せるデキなので期待しているよ」と剣持さんは意欲十分だ。 【最終追いVTR】藤沢和流の調教で、最後まで馬任せの調整となった。動き自体は目立ったものではないが、馬体張り、毛ヅヤとも良く、好気配をアピール。前走時より上昇ムードだ。
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レジャー 2008年07月23日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(30)
先週に引き続き、根岸競馬場の昔を知る関係者の座談会をお届けする。 N(元騎手) 新厩舎があったよね。調教師の寮みたいなもの。厩舎から下見所へ行くには、おがくずが敷いてあってね。そこを行くと万歳館の前を通って馬場に出るわけ。そこを通るといい匂いがするんだ。ホント、辛かったなぁ、減量している身にとっては。 B(元騎手) うーん。減量では苦労したものね。当時のイサツエンとかいう緩下剤を20本飲んだりしてね。 N 慢性になって効かなくなるんだよね。今みたいにレースが多くないから、シーズン・オフが長くて肉がついてしまったんだよ。 T(元理事) いつかタクシーに乗った時に、年配の運転手さんが、滝之上のバス停のそばに大きな楠がありますが、昔、その木によじ登ってよく競馬を観ましたよ、と、懐かしそうに話をしてました。 S(元騎手) 皇族用だと思うんだが、その大きな木があったところに送迎門が建っていたけれど、それは、どの辺だったのかな? N 1800mのところに馬頭観音さんがあるだでしょ?その近くに大きな楠があった。 T 馬頭さんは、今はバス通りの外になっているが、あれは競馬場の中にあったのを動かしたんじゃないかな。 K いや、昭和八年ごろの僕の記憶では、あれは昔のままだね。あれは、競馬場の外にあったんだ。 N 馬場の内側はゴルフ場だったかな。 K ゴルフ場の会員には、日本人はまずいなかった。 N 土手の草刈りやっていると、ゴルフボールがいくつも出てきたな。 K 草刈りもよくやった。トラ刈りにすると、よく怒られたね。 N 露を含んだ重い草を運ばされたよね。 当時、中山や府中に、関西からも馬が来たのだが、輸送はどんな方法だったか、は、また来週…。
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トレンド 2008年07月23日 15時00分
書評「最後の授業」ランディ・パウシュほか著、ランダムハウス講談社
余命数カ月と宣告された時、あなたは最後に何を伝えるだろうか? 著者ランディ・パウシュは米カーネギーメロン大学で教鞭をとるコンピューターサイエンス界の世界的権威だ。医師から「ガンにより余命半年足らず」と告知されたにも関わらず、2007年9月18日、同大学で「最後の授業」を行った。その模様はインターネットを通じて世界に配信され、すぐさま600万人がアクセスした。 本書は授業の内容をまとめただけでなく、本でしか読めないメッセージも収められており、「最後の授業」の修了者にも楽しめそうだ。 自身の体験談を語りながら、ひとつひとつ読者に人生で大切なものを説いていくパウシュ。名門大学の教授の授業と聞けば頭が痛くなりそうだが、出てくるのは子供の頃に遊んだディズニー・ワールドやフットボールの話…。そんな説教臭くないところが全米ベストセラーの理由だろうか。サクサクと読める“授業”だった。(税別1500円)
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トレンド 2008年07月23日 15時00分
書評「木村剛の親子で学ぶおカネの話」木村剛著、ナレッジフォア
東大卒業後、日本銀行に長年勤務し、その後コンサルタントとして独立した“お金のプロ”である著者。メディアでたびたび厳しい論調を繰り返すことでも知られる著者が、このたび出した本は、なんと絵本! 絵本の内容は、主人公の男の子ダイキがTVゲームの中に入り込み、虎の格好をしたお金の妖精トラスと旅をしながら、お金のことを学んでいくというもの。 絵本らしいペンで塗りたくったような挿し絵に、平仮名ばかりの文章が並ぶ…。著者名から、書店のビジネスコーナーで本書を手にしたサラリーマンの困惑した顔が浮かびそうな、そのギャップがたまらない! しかしながら、さすがは著書を数本持つお金のプロが書いた本。子供と一緒に読み聞かせながら、お金のことからコンプライアンスなどの経済の話まで自然と教えることができるのだ。学校でお金の授業がない日本だけに、子供を持つお父さん、お母さんにおススメの一冊だ。(税別1048円)
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その他 2008年07月22日 15時00分
蒲郡ナイター「SG第13回オーシャンカップ」本日開幕 ドリーム戦は吉川元浩のイン逃げ炸裂だ
蒲郡ナイター「SG第13回オーシャンカップ」は21日、開幕に先立って前検練習が行われた。ドリーム戦の6選手では、松井繁、湯川浩司が仕上がりの早さを口にしたが、好枠に組まれた兵庫勢、吉川元浩、魚谷智之も先行必至の雰囲気だ。 今年のSG競走では、総理大臣杯と笹川賞のエンジンが悪く、前回のグラチャンでも、前検段階では「うーん」と首を傾げた吉川元だったが、そこは早めの大整備で、着実に立て直し、最後は優勝戦までこぎ着けた。そして今回だ。 「そこまでは悪くないと思いますよ。グラチャンの前検は明らかに下がっていたけれど、今回は急いで整備しなければならないほどのアシではない」 まだ回転の上がりが物足りなく、本領のスタート攻勢をかけるに足る行きアシには達していない様子。しかし、記者の見てきた中でも、前検に限れば、このオーシャンカップに最も余裕を感じる。初日はドリーム戦の1回走り。たっぷり調整して臨むことができる。予選は1度しか回ってこない1号艇だ。ここで1勝が当然のノルマだ。 同じ兵庫支部の魚谷智がジカ外に来た。エンジンの数字は吉川と2人が悪い。しかし、十分に水準クラスだ。 「平和島のダイヤモンドカップと同じプロペラで特訓しました。あのときもマアマアいってたし、今回も悪くはない。整備員さんは出てないエンジンといっていたけど、そんなことはなかった」 昨年は、桐生のオーシャンカップ→当地のモーターボート記念と連覇して、夏の主役をひとりで張った。今年はイマイチ弾けていないが、だからこそ「大きいことをいえる立場ではない」とチャレンジ精神を押し立てていける。吉川との同支部ワンツーとなるか。 エンジン的に安定している松井繁、湯川浩の大阪勢が一角崩し。特に松井には「江戸川大賞」の経験。不気味だ。
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スポーツ 2008年07月22日 15時00分
新日本プロレス屈辱 IWGP奪還失敗
新日本プロレスIWGPヘビー級王座戦が21日、北海道・月寒アルファコートドーム大会で行われ、至宝奪還に臨んだ“野人”中西学が、王者の全日本プロレス武藤敬司に惜敗。初防衛を許したばかりか、チャンピオンから全日プロでのV2戦の開催を要求された。至宝奪還失敗で新日プロは、IWGP史上2度目となる他団体でのタイトル開催という非常事態に陥った。 痛すぎる一敗だった。 6・15にRISEの“荒武者”後藤洋央紀、7・6にはドヒール軍団GBHのボスである真壁刀義を破り、悲願の挑戦権をもぎとった。新日プロ内部の挑戦者レースを完全制覇し、この日まで1敗もすることなく盤石で臨んだ野人だったが、外敵王者の武藤から至宝奪還はできなかった。 戦前に「駆け引きなしや」と真っ向勝負を示唆した言葉とは裏腹に、野人は実にしたたかだった。ゴング直後から武藤のボロボロの左ヒザを集中砲火。マフラーホールドや逆エビ固めで足を絞め上げる。さらには掟破りのドラゴンスクリューも繰り出したが、なかなか王者の牙城を崩すことができなかった。 すると今度は逆にナガタロック、三角絞めで捕獲されてしまう。あわやタップ寸前のところまで追い込まれたが、野人はこのピンチを力尽くで回避。武藤の体を持ち上げてそのままマットに叩きつけるや、アルゼンチンバックブリーカーから大中西ジャーマンで一気に仕留めにかかった。だが、このチャンスを決め切れず、逆にシャイニングウィザード8連発を被弾。最後は23分50秒、ムーンサルトプレスで圧殺された。 新日内部の挑戦者決定戦の末に擁立されただけに、野人の1敗の代償は大きかった。 至宝奪還に失敗して無言のまま会場を後にした野人とは対照的に、チャンピオンからは「次は8月31日に両国あるからそこで防衛戦やりたい。他団体に来る勇気のあるやつを募集中」と爆弾要求。そればかりか「なぜ中西がいままで無冠なのかわからない。でもきょう、中西がダメだったのはセコンドにいたヤツが悪いんじゃないか」と中西と同じ第3世代の永田裕志や天山広吉まで“口撃”された。 初防衛を果たして勢いに乗るチャンピオンの一方、新日プロにとっては非常事態だ。 IWGPヘビー級タイトル戦が他団体で開催されるとなれば、Uインターで1986年3月に日本武道館(第18代王者・高田延彦VS越中詩郎)で開催されて以来、史上2度目となる歴史的屈辱。この緊急事態に菅林直樹社長は「全日本さんでのタイトル戦についてはIWGP実行委員会で承認するか決めますが、認めざるを得ない部分もある。弱っちゃいましたね」と危機感も露わ。 G1を制した1999年の決勝の再現とはならなかった野人。この痛すぎる黒星でセルリアンブルーのマットに暗雲が垂れ込めてしまった。
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スポーツ 2008年07月22日 15時00分
DREAM 秋山復活 2階級制覇プラン浮上
「DREAM.5」が21日、大阪城ホールで行われ、初参戦となる秋山成勲が柴田勝頼に勝利。復帰戦を白星で飾り、次戦の相手として、度々対戦を要求している田村潔司を逆指名した。だが、その一方で、秋山の実力に脱帽したDREAMサイドからは「2階級制覇」のシナリオが浮上した。 この日、昨年大みそかの「やれんのか!大晦日!2007」の三崎和雄戦以来、約7カ月ぶりの実戦に臨んだが、試合は自分との闘いとなった。 「大阪城ホールは柔道家時代に負けているので、決着をつけたかった」という理由で、柔道着を着たまま試合に臨んだ。入場から大ブーイングを浴びたが、冷静な試合運びを見せ付けた。 ゴングと同時にローキックでけん制。右フックを一発被弾したが、そのまま間合いを詰めるとテークダウン。グラウンドで終始有利なポジションをキープし、最後は1R6分34秒、袖車で絞め落とした。 試合後、秋山は早くも次戦の相手を指名。「次は田村選手とやりたい。いろいろ言ってたと思うんですけど、ナメられるのは嫌なんで。しっかり決着をつけなければ」と遺恨決着戦を熱望した。 秋山の発言を受け、笹原圭一イベントプロデューサー(EP)は「興味深いカードだと思う」とゴーサインを出した。 ただ、秋山の次戦に関しては他にもプランがある。笹原EPは「あくまで個人的な思い」と前置きしながらも「階級を超えて闘ってもいいんじゃないか。秋山選手にはそのくらい強さを感じる。日本人選手は重いクラスでなかなか活躍できないのが現状だが、打破できる可能性を感じる」。ミドル級に加え、ヘビー級も視野に入れた2階級制覇のプランを提示した。 一気にDREAMマットの主役に躍り出た秋山が次に向かうのは、因縁の田村戦か、ヘビー級での戦いか、次戦からも目が離せない。